ホーム > 商品詳細

書評掲載

博覧男爵

志川節子  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,980(税込)         

発行年月 2021年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 400p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784396636067
商品コード 1033113378
NDC分類 913.6
基本件名 田中芳男-小説
個人件名 田中/芳男
書評掲載誌 読売新聞 2021/07/04、東京・中日新聞 2021/07/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033113378

著者紹介

志川節子(著者):1971年、島根県生まれ。早稲田大学卒。2003年に「七転び」で第83回オール讀物新人賞を受賞。2009年に初単行本『手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩』を上梓する。つづく13年、『春はそこまで 風待ち小路の人々』が第148回直木賞候補となる。端整で凛とした作風が多くの読者に支持されている。本作は黒船来航に揺れる幕末に、日本を武力に頼らない真の文明国にするため、初めて博物館や動物園を創った田中芳男の絶えざる挑戦を描いた感動作。著書に『花鳥茶屋せせらぎ』(祥伝社文庫)『煌』『かんばん娘』等がある。

内容

日本に初めて博物館を創り、
知の文明開化を成し遂げた挑戦者!
幕末の巴里万博で欧米文化の底力を痛感し、
武力に頼らない日本の未来を開拓する男がいた!

日(ひ)の本(もと)にも博物館や動物園のような知の蓄積を揃えたい!
黒船の圧力おびただしい幕末。信州飯田で生まれ育った田中芳男は、巴里で行われる万国博覧会に幕府の一員として参加する機会を得た。その衝撃は大きく、諸外国に比して近代文化での著しい遅れを痛感する。
軍事や産業を中心に明治維新が進む中、日の本が真の文明国になるためには、フランス随一の植物園ジャルダン・デ・プラントのような知の蓄積を創りたい。
「己れに与えられた場で、為すべきことをまっとうする」ことを信条とする芳男は、同じ志をもつ町田久成や大久保利通らと挑戦し続け、現代の東京国立博物館や国立科学博物館、恩賜上野動物園等の礎を築いていく……。

カート

カートに商品は入っていません。