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家をつくる

王澍  著

市川紘司, 鈴木将久, 松本康隆  翻訳
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価格 \5,280(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 363p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/建築学/各種の建築
ISBN 9784622090090
商品コード 1033194853
NDC分類 520.4
基本件名 建築
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年07月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/09/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033194853

著者紹介

王澍(著者):1963年中国新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれ。中国美術学院建築芸術学院院長。南京工学院(現・東南大学)修了後、浙江美術学院(現・中国美術学院)に勤務。2000年に同済大学で博士号取得後、中国美術学院教授に就任、2007年より現職。東南大学、同済大学でも教鞭を執るほか、ハーバード大学大学院デザイン学部丹下健三記念客員教授(2011)、香港大学、マサチューセッツ工科大学客員教授も務める。1997年、杭州で、妻の陸文宇とともにアマチュア・アーキテクチュア・スタジオ(業余建築工作室)を設立。主な建築作品に蘇州大学文正学院図書館、寧波美術館、中国美術学院象山キャンパス、寧波歴史博物館、杭州中山路(南宋御街)保存改修計画、臨安博物館などがある。中国建設工程魯班奨(2009)、エーリッヒ・シェリング建築賞(2010)、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2011)、プリツカー賞(2012)など受賞多数。著書に本書原著『造房子』(湖南美術出版社、2016)、『設計的開始』(中国建築工業出版社、2002)がある。
市川紘司(翻訳):1985年東京都生まれ。東北大学大学院工学研究科助教。桑沢デザイン研究所非常勤講師。専門はアジアの建築都市史。博士(工学)。東京藝術大学美術学部建築科教育研究助手、明治大学理工学部建築学科助教を経て現職。2013〜2015年に清華大学建築学院に中国政府奨学金留学生(高級進修生)として留学。著作に『天安門広場──中国国民広場の空間史』(筑摩書房)など。
鈴木将久(翻訳):1967年生まれ。現在、東京大学人文社会系研究科教授。専門は中国近現代文学。著書に『上海モダニズム』(中国文庫)など。訳書に柴静『中国メディアの現場は何を伝えようとしているか』(共訳、平凡社)、梁鴻『中国はここにある』(共訳、みすず書房)、孫歌『思想史の中の日本と中国』(東京大学出版会)など。
松本康隆(翻訳):1975年生まれ。南京工業大学建築学院特聘副教授。建築史専攻、博士学位論文「近代における茶室創作の動向について――三代木津宗詮・小林一三・笛吹嘉一郎の作風を通して」(京都工芸繊維大学、2006)。学位取得後、数寄屋の建築と庭に対する中国庭園の影響の研究を開始、2011年に日本語教師として渡中、東南大学建築学院ポストドクターを経て現職。

内容

「家をつくることは、小さな世界をつくることである。
ひとつの世界をつくることは、
第一に人のこの世界に対する態度によって決まる。」

"建築界のノーベル賞"といわれるプリツカー賞を中国人としてはじめて受賞した建築家、王澍(ワン・シュウ)。
急速な都市化の時代の到来を前に、建築家は「隠遁」を選び、中国の伝統文化に根ざした建築のあり方を思考した。
〈中国美術学院象山キャンパス〉〈水岸山居〉〈寧波博物館〉等の建築作品の設計コンセプトはじめ、その背景にある思想、都市・景観論から自身のライフヒストリーまで、豊潤な世界観が語られる。

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