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<普遍性>をつくる哲学~「幸福」と「自由」をいかに守るか~(NHKブックス 1269)

岩内 章太郎  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 313p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/論理学
ISBN 9784140912690
商品コード 1033195032
NDC分類 116.7
基本件名 現象学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/08/21、読売新聞 2021/10/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033195032

著者紹介

岩内 章太郎(著者):豊橋技術科学大学准教授。1987年札幌生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業、同大大学院国際コミュニケーション研究科博士後期課程修了。博士(国際コミュニケーション学)。同大国際教養学部助手を経て現職。専門は現象学を中心とした哲学。
著書に『新しい哲学の教科書――現代実在論入門』(講談社選書メチエ)、『現象学とは何か――哲学と学問を刷新する』(共著・河出書房新社)、『交域する哲学』(共著・月曜社)など。

内容

マルクス・ガブリエルの次へ!

今世紀に入って、カンタン・メイヤスー、マルクス・ガブリエル、グレアム・ハーマンらの「新しい実在論」が一世を風靡した。これについての鮮やかな解説書で好評を得た新鋭哲学者が、オリジナルの哲学マニフェストを書き下ろす! 閉塞感ただよう時代、とくに若者は「自己実現の自由」に飽いて、個々人の「小さな幸福」に閉じこもる。しかし社会的「自由」を放棄すればカネの力やハラスメントがのさばり、「幸福」も脅かされる。幸福、そして自由を確保するためにいま必要なのは、哲学がもつ「合意を形成する力」だ――。現代実在論からポストモダン思想へ遡り、近代哲学の可能性を捉え直して、真の「多様性」を守るための哲学の原理を示す。

(仮)
序 現代の「普遍論争」 ――「実在」をめぐる千年の争い
第一章 新しい実在論の登場――普遍性は実在する
第二章 構築主義の帰結――普遍性を批判する
第三章 現象学の原理――普遍認識の条件
第四章 現象学的言語ゲーム――普遍性を創出する
終章 もう一度、自由を選ぶ ――「関係性の充足」と「ソロ充の快楽」のために

目次

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