【MeL】西ヨーロッパ・キリスト教民主主義の研究
土倉 莞爾 著
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内容
目次
まえがき Ⅰ 概観 第1章 フランスキリスト教民主主義とは何であったのか 1 宗教対イデオロギー 2 フランスキリスト教民主主義の始源 3 イデオロギー上の革新としてのキリスト教民主主義―ヤン・ヴェルナー・ミュラーに即して― 4 戦後西ヨーロッパ政治におけるキリスト教民主主義 5 フランスキリスト教民主主義とは何であったのか 第2章 ヨーロッパキリスト教民主主義試論 1 第2次世界大戦前のキリスト教民主主義 2 ヨーロッパの宗教と政治 3 宗教と民主主義の反目 4 政治社会と宗教―ベルギーを例として― 第3章 キリスト教民主主義とコーポラティズム―1930年代ヨーロッパ比較政治の一側面― 1 キリスト教民主主義に内在するコーポラティズム 2 イタリアとオーストリアのコーポラティズム 3 ポルトガルとベルギーのコーポラティズム 4 ドイツのコーポラティズム Ⅱ フランスのキリスト教民主主義 第4章 キリスト教民主主義の全盛と衰退―第2次世界大戦後の比較政治史的考察― はじめに 1 第2次世界大戦後のキリスト教民主主義 2 キリスト教民主主義と政治 3 ヨーロッパ統合の芽生え おわりに 第5章 冷戦から冷戦後へのフランスキリスト教民主主義―MRPからUDFへ― はじめに 1 MRPの生誕 2 MRPとは何か 3 ヨーロッパ統合とMRP 4 第4共和制のMRP 5 第5共和制のMRP 第6章 フランスにおけるカトリシズムとデモクラシーの間 はじめに 1 カトリシズムとライシテの対抗 2 『シャルリ・エブド』襲撃テロ事件について Ⅲ 西ヨーロッパのキリスト教民主主義 第7章 ベルギーのキリスト教民主主義―戦中から戦後への変容― はじめに 1 起源と発展―コーポラティズムに即して― 2 カトリシズムとファシズム―Rex運動小論― 3 第2次世界大戦後のキリスト教民主主義政党の形成 4 分裂し侵食されるキリスト教民主主義 第8章 ドイツキリスト教民主主義政治史試論 1 19世紀のドイツカトリシズム 2 ドイツ帝国における中央党の役割 3 ヴァイマル共和制と中央党 4 ヴァイマル共和制の崩壊と中央党の解散 5 第2次世界大戦後のドイツキリスト教民主主義 第9章 イタリア政治史におけるカトリシズム試論 まえがき 1 統一国家の否認とカトリシズム 2 統一国家との和解とカトリシズム 3 イタリアにおける国家と教会 4 イタリア「第1 共和制」とキリスト教民主党 5 イタリア・キリスト教民主党の崩壊 Ⅳ アベ・ルミールの生涯とフランス第3共和制 第10章 アベ・ルミールとフランスキリスト教民主主義 はじめに 1 ルミールの若き日々 2 キリスト教民主主義のほうへ 3 田舎の世界・カトリック・1893年選挙 Ⅴ 書評(補論) 第11章 書評:中山洋平 著『戦後フランス政治の実験 第四共和制と「組織政党」1944‑1952 年』(東京大学出版会,2002年) 1 序にかえて 2 概観 3 著者の他著からの考察 4 いくつかの問題点 注/あとがき/参考文献/索引
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