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ショローの女

伊藤 比呂美  著

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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 250p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784120054426
商品コード 1033254116
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/08/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033254116

著者紹介

伊藤 比呂美(著者):伊藤比呂美

1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得ている。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)『犬心』『閉経記』『父の生きる』、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』『たどたどしく声に出して読む歎異抄』を刊行、米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続けてきた。近著に『切腹考』『ウマし』など。2018年より拠点を熊本に移し、早稲田大学教授を務める。

内容

米国人の夫の看取り、20余年住んだカリフォルニアから熊本に拠点を移したあたしの新たな生活が始まった。


週1回上京し大学で教える日々は多忙を極め、愛用するのはコンビニとサイゼリヤ。自宅には愛犬と植物の鉢植え多数。そこへ猫二匹までもが加わって……。襲い来るのは台風にコロナ。老いゆく体は悲鳴をあげる。

一人の暮らしの自由と寂寥、60代もいよいよ半ばの体感を、小気味よく直截に書き記す、これぞ女たちのための〈言葉の道しるべ〉。

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