危機の時代の哲学~想像力のディスクール~
中島 隆博 著
著者紹介
内容
目次
はじめに 第I部 近現代における哲学の批判 第1章 主権のパルタージュ(I)原子力と主権 第2章 主権のパルタージュ(II)民主主義と立憲主義 第3章 沖縄の語り方――大田昌秀と伊波普猷 第4章 記憶と正統――丸山眞男における法・暴力・歴史 第5章 不服従の遺産――1960年代の竹内好 第II部 近代日本における哲学の批判 第6章 関係概念としての東アジア,周辺としての東アジア――廣松渉と三木清 第7章 言葉の言葉――三木清の普遍性と宗教性 第8章 批判と道徳――クロード・レヴィ=ストロースと梅本克己 第III部 中国における歴史の批判 第9章 中国の歴史意識――歴史叙述と正しさ 第10章 統への欲望を断ち切るために――中国史学史 第11章 司馬遷『史記』の想像力――鳥,龍,星の友情 第IV部 東アジアにおける表象の批判 第12章 美学にとって「中国」とは何か――朱光潜の中国的モダニズム 第13章 線とオリエント――ヴァーチャル・リアリティーのもう一つの語り方 第14章 舌のない人間の様に――撫順炭鉱での沈黙 あとがき Philosophy in Crisis: The Discourse of Imagination Takahiro NAKAJIMA
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