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ヴードゥーの神々~ジャマイカ、ハイチ紀行~(ちくま学芸文庫 ハ57-1)

ゾラ・ニール・ハーストン  著

常田 景子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,760(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 461p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784480510587
商品コード 1033375932
NDC分類 935.7
基本件名 ジャマイカ-紀行・案内記
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月4週
書評掲載誌 読売新聞 2021/09/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033375932

著者紹介

ゾラ・ニール・ハーストン(著者):ゾラ・ニール・ハーストン(Zora Neale Hurston)1891‐1960年。アメリカ合衆国南部に生まれる。小説家、民俗学者、戯曲家、民族誌家、文化人類学者。4つの小説、2つの民話集、自伝、50作以上の短編のほか、エッセイや戯曲などものこす。主な著作には本書のほか、『ヨナとうごまの木』、『騾馬とひと』、『自伝 路上の砂塵』、『山上の人、モーゼ』、『全短編集』などがあり、中でも『彼らの目は神を見ていた』はベストセラーになった。
常田 景子(翻訳):常田景子(つねだ・けいこ)翻訳者。『ハーストン自伝 路上の砂塵』『リディキュラス!』『戯曲の読み方』『現代戯曲の設計』のほか、上演台本の翻訳多数。

内容

20世紀前半、黒人女性学者がカリブ海宗教研究の旅に出る。秘儀、愛の女神、ゾンビ――学術調査と口承文学を往還する異色の民族誌。解説 今福龍太===私たちの世界には生者と死者がいる。だが、ハイチには生者と死者がいて、それからゾンビがいるのだ――。20世紀前半の人類学者ハーストンは、米国南部の黒人民話の調査を経て、カリブ海域へフィールドワークの旅に出る。その成果たる本書は、習俗や秘儀等の民族誌的記述のみならず、ハイチの歴史や政治批評、調査体験談が縦横に挿入され、最後は音楽とダンスの始原についての短い神話で締めくくられる。ハーレム・ルネサンスの黒人作家としても知られる彼女の手法は、学術研究と口承文学のあわいを往還し、「遠い異文化の客観的記述」としての文化人類学に異議を投げかけた。〈異色の人類学〉の著作として名高い書。解説 今福龍太===――ここには生者と死者がいて、それからゾンビがいるのだ極彩色の信仰世界を描く異色の人類学===【目次】序文 イシュメイル・リード  第一部 ジャマイカ第一章  雄鶏の巣第二章  カレー・ゴート第三章  猪狩り第四章  通夜の歌第五章  カリブの女たち第二部 ハイチの政治と人々第六章  国家の再生第七章  次の百年第八章  黒いジャンヌ・ダルク第九章  ルコントの死第三部 ハイチのヴードゥー第十章  ヴードゥーの神々第十一章  ゴナーヴ島第十二章  アルカーエと、その意味するところ第十三章  ゾンビ第十四章  セクト・ルージュ第十五章  パルレー・シュヴァル・ウ(わが馬よ、語れ)第十六章  墓場の土、その他の毒第十七章  ドクター・リザー第十八章  神とホロホロ鳥補遺 ヴードゥーの神々に捧げる歌/雑歌あとがき ゾラ・ニール・ハーストン、「黒人の語り口」 ヘンリー・ルイス・ゲイツパーティの花形 ヴァレリー・ボイド訳者あとがき文庫版訳者あとがき文庫版解説 いくつものルネサンス 今福龍太

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