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人工知能が俳句を詠む~AI一茶くんの挑戦~

川村秀憲, 山下倫央, 横山想一郎  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 292p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/人工知能
ISBN 9784274227332
商品コード 1033376277
NDC分類 007.13
基本件名 人工知能
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/07/31
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033376277

内容

人工知能が俳句を詠む日はいつ訪れるのか。現在の人工知能はどこまでできて、できないのかを、俳句を詠むAIの開発を通して迫る!

突然ですが、
 見送りのうしろや寂し秋の風
 病む人のうしろ姿や秋の風
このふたつの俳句が松尾芭蕉と人工知能のどちらの作品かわかるでしょうか。

 本書は、現在も精力的に研究の進む人工知能について、俳句の生成という視点から現在の研究・開発動向を解説するものです。コンピュータを用いた俳句の自動生成は1968年のCybernetic Serendipityというコンピュータアートの展覧会に端を発し、近年では小説を生成する「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」などとともに、人工知能による文学生成研究のひとつとして進められています。俳句という身近でわかりやすいテーマであるため、TVや新聞などのメディアでも取り上げられるなど、人工知能による俳句生成は現在注目が集まっています。

 本書では、実際に俳句を生成する人工知能である「AI一茶くん」を研究・開発している著者らが、現在の人工知能技術の動向から創作分野における人工知能の展開、俳句をどのように人工知能に解釈させ、生成するのかを具体的に解説します。そして「AI一茶くん」の活動の紹介を通して、現在の人工知能がどこまで達成し、なにができていないのかまで見ていきます。

 人工知能がどんなことをできるのか気になる方、とくに人工知能の創造性について興味のある方にピッタリの1冊となっています。もちろん人工知能がどんな俳句を生成するのかが気になる俳句好きの方にもわかりやすく、ていねいに解説しています。

目次

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