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「ピーターと狼」の点と線~プロコフィエフと20世紀~

菊間 史織  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 158p,10p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784276130807
商品コード 1033416865
NDC分類 764.31
基本件名 交響楽
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年08月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2021/11/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033416865

著者紹介

菊間 史織(著者):1980年東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科、同大学院博士後期課程修了。音楽教育に携わりながらプロコフィエフ研究を続ける。最近の論文に「ソ連版《シンデレラ》とプロコフィエフのバレエ音楽:奇跡的な庭の描写をめぐって」(『阪大音楽学報』、2017年)、「『石の花』の連鎖から見たプロコフィエフのバレエ音楽」(『大阪国際児童文学振興財団研究紀要』、2019年)。項目執筆に『ロシア音楽事典』(カワイ出版、2006年)。

内容

春休みの宿題として、「ピーターと狼」のワークシートに取り組む中学生の「僕」。
そこへ突然、人形のような「道化師の妻」が現れ――!?
彼女に手渡された、輝くように明るい水色の本。
「ピーターと狼」の知られざる成立事情が、いま明かされる――

あの陽気でひねりがきいたメロディを、すぐに口ずさめるという人も多いでしょう。1936年にプロコフィエフが作ったこの曲は、作曲直後からソ連だけでなく外国でも大きな評判を呼びました。今も、子どものためのオーケストラの定番曲です。

この作品は、世界史とプロコフィエフの人生が交わる、一度きりの特別な「点」でした。
そこにどんな歴史があったのか?
その答えを探すため、ロシアからアメリカ、ヨーロッパ、ソ連へと移動したプロコフィエフの創作人生を追います。

キーワードは3つ。
「ソ連の陽気で勇敢な少年」~劇場監督サーツとの出会い、スターリン期の文化~
「パリ経由のロシアの昔話」~ディアギレフから学んだ民話の使い方~
「アニメとディズニーに近づく楽曲」~ディズニー本人に作曲家がアピールした「アニメ化」~

第一線の研究者が、ファンタジックな物語仕立てでお届けします!

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