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潜入・ゴミ屋敷~孤立社会が生む新しい病~(中公新書ラクレ 733)

笹井 恵里子  著

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価格 \902(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 206p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784121507334
商品コード 1033434938
NDC分類 367.75
基本件名 中高年齢者
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月3週
書評掲載誌 産経新聞 2021/08/22、日本経済新聞 2021/09/25、読売新聞 2021/10/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033434938

著者紹介

笹井 恵里子(著者):ジャーナリスト。1978年生まれ。「サンデー毎日」編集部記者を経て、2018年よりフリーランスとして活動。医療や健康を中心テーマに精力的な取材を続け、週刊誌、月刊誌で多くの記事を執筆している。著書に、『週刊文春温かい家は寿命を延ばす』『週刊文春老けない最強食』(ともに文藝春秋)、『救急車が来なくなる日医療崩壊と再生への道』(NHK出版新書)、『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』(光文社新書)などがある。

内容

きつい、汚い、危険。


 この「3K」で究極の仕事といえばゴミ屋敷清掃だろう。


 山積みのゴミを片付けるだけならまだいい。ときには虫がわいている箇所に手を突っ込み、人の便や尿さえも処理しなければならない。誰もやりたくないが、誰かがやらなければいけない。


 著者は、取材記者という身分を捨て、作業員の一人として、なりふり構わず、ゴミ屋敷の片付けにあたった。


 本書は、多くの惨状を目の当たりにしたゴミ屋敷の現場レポートと、ゴミ屋敷化してしまう原因と治療法を追い求めたルポルタージュ。


 

 現在は仕事をし、社会生活が送れているとしても、「片付けられない人」の家は何かのきっかけで「ゴミ屋敷化」する可能性がある。本来くつろぐはずの家にゴミがたまり続けると、不思議なことにその後同じシナリオをたどっていく。やがてはその環境に慣れ、ゴミにまみれた中で一人、死を迎える。


 本人は物を集めずにはいられない自分に、ご家族をはじめ周囲はそんな本人を傍目に見て、どちらも困っているに違いない。何とかしたいともどかしく思っているはずだ。


 本書はそのようなゴミを集める状態に悩む本人、そしてその身近な人に捧げる。また、今はゴミ部屋ではないが片付けが苦手という人にも、未来への防止策を講じる。


【Webで話題沸騰の取材ルポ・待望の書籍化!】

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