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牧水の恋(文春文庫 た31-10)

俵 万智  著

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価格 \858(税込)         

発行年月 2021年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 313p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784167917418
商品コード 1033434971
NDC分類 911.162
個人件名 若山/牧水
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年09月2週
書評掲載誌 読売新聞 2021/09/05、読売新聞 2022/01/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033434971

内容


旅と酒の歌人・若山牧水は、恋の歌人でもあった――。

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく

これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との痛切な恋があった。
若き日をささげた恋人の持つ秘密とは?
恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を、高校時代から牧水の短歌に共感し、
影響を受けてきた俵万智が丁寧に読みこみ、徹底した調査と鋭い読みで、二人の恋をよみがえらせる。スリリングな評伝文学。

第29回宮日出版文化賞特別大賞受賞作。

『ぼく、牧水!』の共著がある俳優・堺雅人氏も絶賛。

〈俵さんは、ご自身の体験さえ曝けだしながら牧水の恋に迫る。自分はこんな状況のときこんな歌をうたったから、牧水もきっとそうだろう、という具合に。その考察は容赦ないけれど、小動物を解剖する子どもみたいに、いきいきしている。よみおわったとき「牧水の恋」そのものが、ひとつの生き物のように感じられた。〉                      (推薦コメントより一部を抜粋)

「解説」は牧水研究の第一人者・伊藤一彦氏(堺氏の高校時代の恩師で、『ぼく、牧水!』の共著者)。


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