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統計データの落とし穴~その数字は真実を語るのか?~
ピーター・シュライバー
著
土屋 隆裕
翻訳
発行年月 |
2021年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
279p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済統計 |
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ISBN |
9784315524291 |
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商品コード |
1033443873 |
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NDC分類 |
350.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年08月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/09/18 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033443873 |
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著者紹介
ピーター・シュライバー(著者):カナダ・カルガリー市都市計画官,および同市のベルトライン地区を活性化する BUMP プロジェクトの提唱者。環境デザイン修士号をもつ公認都市計画家,カナダ都市計画家協会会員。評価指標に起因する誤りを見いだすことに力を注ぎ,さまざまな測定行為とそこから得られる教訓の間に,より有意義な関係性を築こうとしている
土屋 隆裕(翻訳):横浜市立大学データサイエンス学部教授。博士(教育学)。東京大学教育学部卒業後,同大学大学院教育学研究科修士課程修了。専門は統計調査法。日本教育心理学会城戸奨励賞,日本行動計量学会優秀賞。文部科学省統計分析アドバイザー,OECD PIAAC National Sampling Manager なども務める
内容
今日あらゆる組織に深く浸透している「測れなければ,管理できない」という理念は,真実でしょうか?
業績を数値化することに固執するあまり,非生産的で有害な慣習を生み,大切なことが見落とされていると都市計画の専門家である著者は警鐘を鳴らします。
本書では,データや数値目標の重視によって,さまざまな分野(教育,医療,ビジネス,警察や軍などの行政など)で起きている測定値の改ざんや評価指標の誤りを指摘し,従来の統計学やデータ科学のほとんどが見落としていた「私たちが測定しているものは本当に重要なのか?」について豊富な事例を挙げて検証します。
また,章の後半では適切なデータ活用によって,よりよい結果をもたらした組織やシステムについても考察し,正しく評価指標を用いるための 14 の教訓を示します。
データ重視の社会で真に必要な力が身につく本書は,あらゆる分野の管理職をはじめ,現代の情報社会に生きる
すべての人に読んでいただきたい一冊です! ぜひご期待ください