海道　利実（著者）：聖路加国際病院消化器・一般外科部長。1963年福井市生まれ。1981年福井県立藤島高等学校卒業。1987年京都大学医学部卒業後，京都大学外科学教室入局。1996年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。1999年京都大学腫瘍外科助手。2001年大津市民病院外科医長。2009年京都大学肝胆膵移植外科・臓器移植医療部准教授。2019年10月より現職。主な受賞歴として，日本肝胆膵外科学会理事長賞，日本肝胆膵外科学会会長賞，日本静脈経腸栄養学会小越章平記念Best Paper in The Year，日本肝臓学会AJINOMOTO Award最優秀研究賞，IHPBA Best Oral Awardなど。消化器外科医として臨床や研究を行うなかで，医療にもビジネスの考え方を取り入れるべきと考え，P．F．ドラッカーのマーケティングとイノベーションの理論などを実践し，新たな視点から手術成績の向上や術後在院日数の短縮などを実現した。また，モチベーション向上による人材育成にも積極的に取り組んでいる。

聖路加国際病院の外科部長としての取り組みや、その背景となる考え、仕事に対する姿勢、効率的に仕事を行う方法などについて、すべての社会人を対象に、12章にわたり紹介。
今後の人生をよりすがすがしく生きるヒントが満載。