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ロバート・オッペンハイマー~愚者としての科学者~(ちくま学芸文庫 フ47-1)

藤永 茂  著

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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2021年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 447p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784480510716
商品コード 1033477801
NDC分類 289.3
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年09月3週
書評掲載誌 読売新聞 2021/09/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033477801

著者紹介

藤永 茂(著者):藤永 茂(ふじなが・しげる)1926年中国・長春生まれ。九州帝国大学理学部物理学科卒業。京都大学で理学博士の学位を取得。九州大学教授を経て、カナダ・アルバータ大学教授就任。現在同大学名誉教授。著書:『分子軌道法』(岩波書店)、『アメリカ・インディアン悲史』(朝日選書)、訳書コンラッド『闇の奥』(三交社)他多数。

内容

マンハッタン計画を主導し原子爆弾を生み出したオッペンハイマーの評伝。多数の資料をもとに、政治に翻弄、欺かれた科学者の愚行と内的葛藤に迫る。===理論物理学者のロバート・オッペンハイマーは、ロス・アラモス研究所初代所長としてマンハッタン計画を主導し、広島、長崎に災厄をもたらした原子爆弾を生み出した。その結果、「原爆の父」と呼ばれるようになるが、彼自身は名声の陰で原爆のもたらした被害、さらに強力な兵器「水爆」の誕生につながる可能性があることに罪の意識を抱き、その開発に反対の意思を表明していた。本書は、これまでに数多く書かれたオッペンハイマー伝をつぶさに再検討し、その多くに異を唱える。豊富な史料をもとに、彼の足跡を丹念に辿り、政治に翻弄され、欺かれた科学者の実像に迫る。===【目次】序1.優等生2.救いと物理学3.美しき日々4.核分裂連鎖反応5.ロス・アラモス6.トリニティ、広島、長崎7.プルーデンスに欠けた男8.核国際管理の夢9.戦略爆撃反対10.オッペンハイマー聴聞会11.物理学者の罪12.晩年おわりに文庫版あとがき

目次

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