ふってもはれても~川和保育園・園庭での日々と113の「つぶやき」~
寺田信太郎,
宮原洋一
著
川和保育園
編
発行年月 |
2014年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
256p |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784794899316 |
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商品コード |
1033484774 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033484774 |
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著者紹介
寺田信太郎(著者):寺田信太郎
1944年、横浜市都筑区川和町生まれ、川和町育ち。小学校の頃から野山で遊ぶことが好きだった経験をもとに、川和保育園の園庭を作り上げる。明治学院大学社会学部社会福祉学科中退。1971年、川和保育園園長に就任、現在に至る。
宮原洋一(著者):宮原洋一
写真家。元私立桐朋学園初等部園長・校長。1970年代より街で子どもたちの遊びを撮り続け、新聞、雑誌に巻頭グラビアを連載する。
川和保育園(編者):「社会福祉法人共に生きる会 川和保育園」は横浜市都筑区川和町にある。1942年、農繁期託児所として設立。園庭に50年余にわたって木を植え続け、重層遊具を父母と共に自作するなどして、子ども自らが考え、遊べる園庭を生み出してきた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容
手づくりの森と遊具の園庭で育った園児たちの珠玉のつぶやき。
父母らの協働でコペルニクス的発想転換が行われた園庭の宇宙へご招待
「でっかい つきだ とびこみてえ」満月が昇るのを見て、こんなことをつぶやく五歳児がいた。本書の舞台となっている川和保育園が毎年制作している「卒園文集」には、驚くことに、こんなつぶやきがたくさん収録されている。「こころは だれにも きこえない ちいさな こえなんだ」なんという直観力に満ちたつぶやきだろうか。すでに、詩の領域に達している。本書では、2006年から2013年までの8年間にわたる卒園文集のなかから113の「つぶやき」を選んで、約270枚に上る写真とともに紹介させていただいた。横浜市都筑区川和町という街なかにある「川和保育園」、その園庭には40種類以上の樹木が茂り、小さな森を形成している。そしてその中には、驚くべきことに、手作りの重層遊具がたくさん設置されている。もちろん、一朝一夕にできたものではない。半世紀にわたる試行錯誤のうえ、父母らと協働することによってつくりだされた園庭である。「自分で考え、自分で遊べ 子どもたち!!」というスローガンを掲げる園長は、「川和保育園の常識は、世間の非常識。世間の非常識は、川和保育園の常識」とも語っている。その「川和保育園の常識」とは一体どのようなものなのかを、園庭で繰り広げられている数々のシーンを紹介することで伝えていきたい。そして、教育・保育関係者のみならず保護者の方々も含め、このコペルニクス的発想転換が行われた川和保育園の園庭にご招待したい。
(宮原 洋一)