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ジェンダーと脳~性別を超える脳の多様性~
ダフナ・ジョエル,
ルバ・ヴィハンスキ
著
鍛原 多惠子
翻訳
発行年月 |
2021年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
203p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学 |
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ISBN |
9784314011853 |
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商品コード |
1033498859 |
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NDC分類 |
491.35 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年10月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2021/10/02、日本経済新聞 2021/10/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033498859 |
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著者紹介
ダフナ・ジョエル(著者):【著者】ダフナ・ジョエル(Daphna Joel)│イスラエルの神経科学者(Ph.D.)。テルアビブ大学で神経科学・心理学を教えている。人間と動物の行動の脳メカニズムが専門。本書が初の著書。
ルバ・ヴィハンスキ(著者):【著者】ルバ・ヴィハンスキ(Luba Vikhanski)│イスラエルのワイツマン科学研究所のサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ネイチャー・メディシン』誌などに寄稿する。
鍛原 多惠子(翻訳):【訳者】鍛原多惠子(かじはら・たえこ)│翻訳家。ホニグスバウム『パンデミックの世紀』、ライアン『文明が不幸をもたらす』、アル=カリーリ『サイエンス・ネクスト』、コーバリス『意識と無意識のあいだ』ほか多数。
内容
【性差はある。だが女脳/男脳は存在しない。】
30分間、ストレスを受けたからといって、あなたの生殖器が女性から男性へ、男性から女性へと変わることはありえない。だが、このありえないことが脳の神経細胞では起こりうる。脳はホルモン、ストレス、薬物、環境などあらゆる影響を受けて驚くほど柔軟に変化する。脳に見つかる男女間の平均的な性差は、現れてはまた消える。だから、脳に性別はないのだ。人の脳は、一人ひとり異なっており、様々な特徴の入り混じる《モザイク》になっている。
【人間の脳や心の複雑さは女/男という二分法ではとらえきれない。】
画期的な「脳モザイク論」で脳の性差をめぐる議論に一石を投じた気鋭の神経科学者が、性別とジェンダーに対する固定観念を打ち砕くサイエンス読み物。9か国で刊行が決定している注目の書。