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アタッチメントと心理療法~こころに安心基地を作るための理論と実践~

ジェレミー・ホームズ  著

細澤仁, 筒井亮太  翻訳
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価格 \5,280(税込)         

発行年月 2021年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,300p,16p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784622090274
商品コード 1033500106
NDC分類 146.8
基本件名 心理療法
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2021年09月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033500106

著者紹介

ジェレミー・ホームズ(著者):(Jeremy Holmes)1943-。英国の精神科医・精神療法家。エクセター大学心理学部客員教授。著書にJohn Bowlby and Attachment Theory. Routledge, 1993(『ボウルビィとアタッチメント理論』岩崎学術出版社 1996)Introduction to Psychoanalysis: Contemporary Theory and Practice. Routledge 1995(『臨床家のための精神分析入門:今日の理論と実践』岩崎学術出版社 2010)などがある。
細澤仁(翻訳):精神科医。臨床心理士。フェルマータ・メンタルクリニック院長、アイリス心理相談室代表。著書『解離性障害の治療技法』(みすず書房 2008)『日常臨床に活かす精神分析:現場に生きる臨床家のために』(編著 誠信書房 2017)『実践に学ぶ30分カウンセリング:多職種で考える短時間臨床』(編著 日本評論社 2020)ほか多数。訳書 メルツァー/ウィリアムズ『精神分析と美』(監訳 みすず書房 2010)ランク『出生外傷』(共訳 みすず書房 2013)ほか多数。
筒井亮太(翻訳):臨床心理士。たちメンタルクリニック。訳書 ジェイコブス『ドナルド・ウィニコット:その理論と臨床から影響と発展まで』(共監訳 誠信書房 2019)コトヴィッチ『R. D. レインと反精神医学の道』(共訳 日本評論社 2020)ボウルビィ『アタッチメントと親子関係:ボウルビィの臨床セミナー』(金剛出版 2021)ほか多数。

内容

〈不安定さと探索は相容れない。安全感が優勢にならないと、ケアを求める人――すなわち患者やクライエント――は自分自身、自らの人生状況、自身の気持ちの探索を始めることができないのだ〉
ジョン・ボウルビィらがアタッチメント理論を創始してから、四半世紀以上の時がすぎた。その間に、心理療法には優れた臨床家たちによって多様な視点が生まれ、それぞれの技法が個別に深まりを見せ、心理療法内部に分裂がもたらされてきた。
このような時代の流れを自身も臨床家として見つづけてきた著者は、本書で「心理療法の共通言語」に挑む。厖大なアタッチメント研究を渉猟し、多種多様な面接技法においてこころの「安心基地」の提供を追究していく筆致は、あらゆる心理臨床家に良い治療関係を築くヒントを与えてくれるだろう。
英国で長年にわたり統合的な心理療法を探究してきた臨床家による、アタッチメント理論と精神分析的心理療法の架け橋となる重要書。

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