異界神社~ニッポンの奥宮~
本田 不二雄
著
発行年月 |
2021年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
211p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/その他の宗教 |
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ISBN |
9784909646439 |
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商品コード |
1033501677 |
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NDC分類 |
175.9 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2021/09/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033501677 |
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著者紹介
本田 不二雄(著者):本田不二雄(ほんだ・ふじお) 1963年熊本県生まれ。ノンフィクションライター、編集者。おもに一般向け宗教書シリーズの編集制作・執筆に長く携わる。 著書に、『ミステリーな仏像』、『神木探偵』(ともに駒草出版)、『噂の神社めぐり』(学研プラス)、『今を生きるための密教』(天夢人)、『神社ご利益大全』(KADOKAWA)、『弘法大師空海読本』(原書房)などがあるほか、『週刊神社紀行』シリーズなど共著多数。
内容
「ニッポンの奥宮」を探す旅に出た。
古い由緒を伝える神社のなかには、しばしば「奥宮(おくのみや)」と呼ばれる場所がある。
そこは奥ノ院と呼ばれたり、元宮、山宮といった名称で呼ばれることもある。
また、神社=カミ祀りの場そのものが「辺境の奥の宮」な場合もある。
そこはいわば、遠い祖先の記憶が沁みついた「はじまりの場所」である。
ときに、地の果てを思わせるサイハテの神社であったり、
ときに、古の時空に迷い込んだような異空間であったり、
この世ならざる景観、あの世そのものを彷彿させる風情だったりもする。
このザワザワとする感じは何だろう。
何百年、何千年前の人と同じ場所に立っているという不思議な感覚。
そんな彼らと同じ思いを共有できているという感慨。
「ニッポンの奥宮」に往って還ってくること。
そんな不要不急の旅でしか得られないものが確かにある。
そんな神域に行かなければ埋められないピースが、われわれの心の中にはあるのだ。
本田 不二雄