【MeL】知の操縦法(スマホ・読上)
佐藤 優 著
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内容
目次
【目次】 第1章 いま求められている知とは何か 日本にはびこる反知性主義/「ビリギャル」に見る新自由主義 高等教育で身に付けるべき知/断片的な知を結びつける体系知 知のスタンダード百科事典と進化し続けるWikipedia/知は時代に応じて変化する まず型にはまった知を身に付ける/佐藤優をつくりあげた百科事典 知識の欠損をどう埋めていくか/いまこそ体系知を見直す 第2章 知の枠組みを身に付ける 先行する思想の鋳型を知る/人工知能と倫理/技術の進歩は時代の枠組みを超える 時代の視点を残す/動物と人間は同等なのか/複合アイデンティティをつかむ 第3章 知の系譜を知る ギリシャ古典哲学とキリスト教/無意識を共有するマジック││錬金術とSTAP事件 目には見えないものをどうとらえるか/「ある」を説明する難しさ 村上春樹の小説に描かれた「猿」/読む力と伝える力/哲学史の型をおさえる 哲学書をどう読み進めるか/型をおさえないとでたらめに/必ずしも原著を読む必要はない 第4章 哲学の知を生かす 哲学者ヘーゲル/実用教育と学問研究は両立しない/体系知とは大きな物語である 事実と伝承の線引き/玉虫色の安保改正法/国内法VS国際法 複雑化した問題をどう読み解くか/哲学者の社会への視点をつかむ 第5章 知の技法を培う 現実の出来事を見るために古典を読む/対話による思考法/自己絶対化しないための思考法 理性による分析では表せないもの/現実世界は常に「運動」している/独断論と不可知論 全体主義と普遍主義/真の知とは何か/多元的なヘーゲルの読み方/アナロジーの技法 集中と選択を経た理解/学に至る道そのものが学である 第6章 知を実践する 社会生活の悩みにヘーゲルを生かす/具体例を出す訓練/哲学用語とドイツ語 弁証法に終わりはない/形而上学のとらえ方/「矛盾」「対立」「差異」の違い/要約と敷衍の訓練 危機の時代における弁証法/人権と神権の対立/歴史に終わりはあるのか? キリスト教圏と日本の歴史観/歴史認識とは何か
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