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書評掲載

月と日の后

冲方 丁  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2021年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 445p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784569850092
商品コード 1033520827
NDC分類 913.6
基本件名 上東門院-小説
個人件名 上東門院
書評掲載誌 毎日新聞 2021/10/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033520827

著者紹介

冲方 丁(著者):作家

内容

一族の闇、怨念、陰謀が渦巻く宮廷――
藤原道長の娘にして、一条天皇の后・彰子。
父に利用されるだけだった内気な少女は、いかにして怨霊が跋扈する朝廷に平穏をもたらす「国母」となったのか。
『天地明察』『光圀伝』の著者が、“平安のゴッドマザー”の感動の生涯を描く。

わずか十二歳で入内した、藤原道長の娘・彰子。父に言われるがままに宮中に入り、一条天皇を迎える最初の夜、彼女は一条天皇の初めての男児誕生の報を聞く。男児を産んだのは、藤原定子。夫である一条天皇は、優しく彰子に接するが、彼が真に愛した女性・定子の存在は、つねに彰子に付きまとう。
「透明な存在になって消えてしまいたい」――父・道長によって華やかに整えられた宮中で心を閉ざし、孤独を深める彰子であったが、一人の幼子によって、彼女の世界は大きく変わった。
定子の崩御により遺された子、敦康。道長の思惑により、十四歳の彰子がその子の母親代わりとして定められたのだ。戸惑いながらも幼い敦康を腕に抱き、母になる決意を固めた彰子は、愛する者を守るため、自らの人生を取り戻すために戦い始める――。
平安王朝を新たな視点からドラマチックに描いた著者渾身の傑作長編。

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