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立ちどまらない少女たち~<少女マンガ>的想像力のゆくえ~
大串尚代
著
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
259p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画 |
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ISBN |
9784775402825 |
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商品コード |
1033540901 |
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NDC分類 |
726.101 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年10月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/11/24、日本経済新聞 2021/12/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033540901 |
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著者紹介
大串尚代(著者):1971年滋賀県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。同大学文学部教授。共著書に「ハイブリッド・ロマンス」「機械仕掛けの歌姫」など。
内容
アメリカ文学と日本の少女マンガの接点をたどりつつ、「アメリカ」という場所が、1960年代から90年代の日本の少女マンガでどのように表象されてきたかをたどる。
また、「少女マンガ」という枠組みの文化史的意義を再考し、同時に「少女マンガ」が文化受容の重要な媒体であることを、主に1960年代後半から2000年に入った頃までの作品を取り上げて考察し、その魅力に迫る。
序章 女の子はとまらない:少女マンガ、アメリカ、文学
第Ⅰ部 アメリカのおともだち:わたしたちのアメリカン・ガール
第1章 アメリカン・ガール誕生前夜:ここではないどこかへ
第2章 アメリカン・ドリームのゆくえ:どこかでもっとなにかが
第3章 手をのばせばそこに:少女たちのたどりつく場所
第4章 東の果ての小さな家:フロンティア・スピリットとかわいい西部
第Ⅱ部 エターナル・ガールズ:少女とマンガを考える
第5章 ハッピーエンドのその先に:永遠のオトメチック性
第6章 ぼんやりと考える─:吉本ばなな初期作品と少女マンガ的雰囲気について
第7章 ワンダーウーマンとは誰か?:異邦人としてのアメリカン・ガール