|
								
								
								
								
								
								須永朝彦小説選(ちくま文庫 す29-1)
								
								
									
									
										
										
											
											
												須永 朝彦
											
										 著
									
								
								
								
									
									
										
											
											
												山尾 悠子
											
										 編
									
									
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
								
											
発行年月 | 2021年09月 | 
|---|
|
|
											
言語 | 日本語 | 
|---|
											
媒体 | 冊子 | 
|---|
|
|
										
ページ数/巻数 | 310p | 
|---|
											
大きさ | 15cm | 
|---|
|
										
ジャンル | 和書/人文科学/文学/日本文学 | 
|---|
|
|
											
ISBN | 9784480437693 | 
|---|
|
											
商品コード | 1033557842 | 
|---|
											
NDC分類 | 913.6 | 
|---|
|
|
|
|
|
										
書評掲載誌 | 毎日新聞 2021/10/02、読売新聞 2021/10/24、読売新聞 2025/09/14 | 
|---|
| 商品URL 
   | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033557842 | 
|---|
								
                                    著者紹介
                                    須永 朝彦(著者):須永朝彦(すなが・あさひこ)1946年、足利市生まれ。塚本邦雄の影響を強く受け、歌人として出発するが、1970年代には耽美的で幻想的な小説の数々を発表する。稲垣足穂、佐藤春夫、澁澤龍彦らに触発されたというその作品は、どれも深い知識と美意識に裏打ちされ、多くの幻想文学ファンをうならせた。歌舞伎にも深い造詣をもち、また坂東玉三郎主演台本も手掛けた。1990年代以降は『鏡花コレクション』Ⅰ~Ⅲ、『江戸奇談怪談集』などのアンソロジーを多く編んでいる。『就眠儀式』『天使』などの小説集、『美少年日本史』『歌舞伎ワンダーランド』などの評論集、『須永朝彦歌集』『須永朝彦小説全集』などがある。2021年5月逝去。
山尾 悠子(編者):山尾悠子(やまお・ゆうこ)1955年、岡山県生まれ。75年に「仮面舞踏会」(『SFマガジン』早川書房)でデビュー。2018年『飛ぶ孔雀』で泉鏡花賞受賞・芸術選奨文部科学大臣・日本SF大賞を受賞。
                                 
								内容
								チェンバロの綺羅綺羅しい響き、橋の袂に佇む天使、青暗い水に潜む蛇……独特な美意識で幻想文学ファンを魅了した作品から山尾悠子が25篇を選ぶ。==「一語の揺るぎもない美文、人工の言葉でできた小宇宙…」。須永朝彦を敬愛してやまない山尾悠子が遺された小説から25作品をセレクト。〈耽美小説の聖典〉と称された『就眠儀式』『天使』から、密かな注目を集めつつ単行本化を見なかった連作「聖家族」まで。吸血鬼、美少年、黒い森の古城…稀代の審美眼を有した異能の天才が描き出す官能と美の迷宮へようこそ!解題:礒崎純一追悼―――美しき吸血鬼、チェンバロの綺羅綺羅とした響き、冥府よりの誘惑者に恍惚と導かれゆく至福…山尾悠子が選ぶ珠玉の25編【目次】契ぬばたまの樅の木の下でR公の綴織画就眠儀式神聖羅馬帝国森の彼方の地天使Ⅰ天使Ⅱ天使Ⅲ木犀館殺人事件光と影エル・レリカリオLES LILAS月光浴銀毛狼皮悪霊の館掌篇滅紫篇聖家族Ⅰ聖家族Ⅱ聖家族Ⅲ聖家族Ⅳ蘭の祝福術競べ青い箱と銀色のお化け *編者の言葉 山尾悠子  解題    礒崎純一