【MeL】翻訳と文学
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内容
目次
はしがき 編纂・翻訳・創作――文芸論の序説のためのメモ 池澤夏樹 ジャポニスム/モダニズムの交差点としての〈和歌歌曲〉──和歌翻訳そしてストラヴィンスキー、山田耕筰らの音楽創作 坪井秀人 はじめに──〈事件〉としての『春の祭典』 1 山田耕筰の〈融合芸術〉 2 山田耕筰『幽韻』 3 ストラヴィンスキー『三つの日本の抒情詩』 4 詩歌におけるジャポニスム 5 和歌歌曲(Waka-Lieder)とジャポニスム おわりに──未来の亡命者たちと山田耕筰 五つの「ぼく」たち――村上春樹文学を世界文学に変える『図書館奇譚』 林圭介 はじめに 1 『図書館奇譚』の五種類のヴァージョン 2 三つのリライティングと二人のイラストレーター 3 短編の改稿と絵本への書きなおし 4 顔のない「ぼく」 5 顔のある「ぼく」 6 世界文学の「ぼく」へ おわりに 「世界文学全集」の西洋と非西洋 佐藤美希 はじめに 1 外国文学選集の意図 2 二つの円本「世界文学全集」と非西洋文学の周縁化 3 1950年代の世界文学全集における非西洋 おわりに 『新青年』の文学的展開――森下雨村と「探偵小説」の翻訳 内山明子 はじめに 1 『新青年』と探偵小説 2 森下雨村の翻訳 3 文学探求の場としての『新青年』 おわりに Welcome to the Monkey House――日本におけるカート・ヴォネガット文学の受容 邵丹 はじめに 1 60年代の黎明期――SFファンダム、共同体の形成 2 70年代の転換期――打ち寄せる「新しい波(ニューウェーブ)」、薄れゆく境界線 3 80年代以降の発展期――SFが豊かな文芸ジャンルへ おわりに 証しの空文――鳩沢佐美夫と翻訳 佐藤=ロスべアグ・ナナ はじめに 1 鳩沢佐美夫 2 「証しの空文」 3 「証しの空文」における翻訳 おわりに 詩、集合性、翻訳についてのノート 管啓次郎 編者あとがき
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