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心理療法と情念~イメージとの対話による主体の生成~(箱庭療法学モノグラフ 第16巻)
松井 華子
著
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,223p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784422117508 |
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商品コード |
1033596981 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033596981 |
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著者紹介
松井 華子(著者):松井華子(まつい・はなこ)
1978年生まれ。京都大学大学院教育学研究科単位取得満期退学。博士(教育学)。臨床心理士。公認心理師。現在、天理大学人間学部准教授。専門は臨床心理学。
著書に『心理療法における「私」との出会い――心理療法・表現療法の本質を問い直す(京大心理臨床シリーズ10)』(共著,創元社,2014年)、訳書に『プレイセラピー――関係性の営み』(共訳,日本評論社,2007年)。論文に「風景構成法における彩色過程」(現代のエスプリ,505,120-128,2009年)、「風景構成法から見た対人恐怖的心性について――自己意識のあり方に着目して」(箱庭療法学研究,24(2),21-35,2011年)、「対話としての交互スクイグル」(心理臨床学研究,37(5),445-456,2019年)など。
内容
近年、“主体のなさ”を特徴としてイメージ表現が成立しにくい事例が増えている。そのような中で描画法を用いる意義はあるのか。バウムテスト、スクイグル、風景構成法を用いた研究や事例をもとに、セラピストとクライエントが出会い、関わるプロセスにおいて描かれた絵と共にクライエントの主体が生成される様を描き出し、「融合」「否定」「情念」などの概念を通して現代の心理療法における描画法・イメージの意義を検討する。