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頭山満~アジア主義者の実像~(ちくま新書 1608)
嵯峨 隆
著
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
254p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784480074331 |
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商品コード |
1033646541 |
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NDC分類 |
289.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年11月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/12/11、読売新聞 2022/01/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033646541 |
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著者紹介
嵯峨 隆(著者):嵯峨 隆(さが・たかし):1952年、秋田県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。博士(法学)。静岡県立大学名誉教授。専門は中国政治史、政治思想史。著書『近代中国アナキズムの研究』(研文出版、1994年)、『中国黒色革命論――師復とその思想』(社会評論社、2001年)、『アジア主義と近代日中の思想的交錯』(慶應義塾大学出版会、2016年)、『人物からたどる近代日中関係史』(共編著、国書刊行会、2019年)、『アジア主義全史』(筑摩選書、2020年)など。
内容
戦前に大きな力をもったアジア主義者の浪人・頭山満(とうやまみつる)。アジアとの連帯感と侵略志向が併存するその思想を読み解き、日本のアジア観を問い直す。== 明治から昭和まで活動し、「無位無官」の浪人ながら多方面に政治的影響力を持った頭山満(とうやま・みつる)。 日本のアジア侵略を肯定していたという理由で、その評価は高くないまま現在に至る。だが国権主義を無前提的に悪として、 頭山の行動や言説を解釈することは客観的とは言えないだろう。 頭山の生涯をたどりなおし、アジアとの連帯感と侵略志向とがいかなる形で彼の中で併存していたかをアジア主義との連関で読み解きつつ、近代日本のアジア観を問いなおすことを試みる。