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バタイユ~エコノミーと贈与~(講談社選書メチエ le livre)
佐々木 雄大
著
大澤 真幸,
熊野 純彦
編
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
362p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/フランス文学 |
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ISBN |
9784065239483 |
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商品コード |
1033647755 |
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NDC分類 |
950.278 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年11月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/11/27 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033647755 |
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著者紹介
佐々木 雄大(著者):1978年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(’文学)。現在、日本女子大学人間社会学部講師。専攻は哲学・倫理学。
共著に『現代哲学の名著』(中公新書)、論文に「バタイユにおける聖と俗の対立の問題」(『倫理学年報』第67巻)、「〈エコノミー〉の概念史概説」(『Nyx』 第一号主幹)ほか。
内容
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、ついに刊行開始! 「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。
本書は、バタイユの思想を、一貫して「エコノミー」という観点から読解する。「エコノミー」とは、単に経済をさす概念ではない。人間は計算も見返りもなく贈与することができる。このような消尽も含めた人間の全体性の考察こそがバタイユのエコノミー論だった。人間の意識が極限に至ることで、生産から消費へ、有用性から栄光へ、〈俗なるもの〉から〈聖なるもの〉へと転倒が生じるという、バタイユ思想の根幹を明らかにする従来にない鮮烈な論考!
【目次より】
序 章 バタイユのエコノミー論
第一章 エコノミー論の生成
1.一九四五年九月二九日付ガリマール宛書簡 2.松毬の眼 3.消費の概念
第二章 エコノミー論の軌跡
1.異質学 2.聖社会学 3.有用なものの限界
第三章 エコノミー論の探究
1.知/非 知 2.可能なもの/不可能なもの 3.限定エコノミー/一般エコノミー
第四章 エコノミー論の展開
1.贈与 2.エロティシズム 3.〈聖なるもの〉 4.至高性
終 章 バタイユの贈与論
補 論 エコノミー概念小史