ホーム > 商品詳細

書評掲載

クアドラプルプレイ~両吟歌集~

蝦名泰洋, 野樹かずみ  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間  数量 冊 
価格 \1,650(税込)         

発行年月 2021年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 160p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784863854796
商品コード 1033655425
NDC分類 911.168
書評掲載誌 朝日新聞 2021/11/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033655425

著者紹介

蝦名泰洋(著者):1956年青森県生まれ。あるとき吉岡実の『詩を書きたい人は短歌を勉強してみるといい』という言葉に触れ、短歌を書くようになる。
1993年沖積舎より歌集「イーハトーブ喪失」出版。1994年伊丹イタリアの筆名による私家版で詩集「カール ハインツ ベルナルト」出版。2021年7月26 日 永眠。
野樹かずみ(著者):1963年愛媛県生まれ。1991年短歌研究新人賞受賞。歌集に『路程記』(2006)『もうひとりのわたしがどこかとおくにいていまこの月をみているとおもう』(2011)詩人の河津聖恵との共著に『christmas mountain わたしたちの路地』『天秤 わたしたちの空』(ともに2009)。未来短歌会所属。広島在住。

内容

背景の夜空がふいに明るんで君の笑顔にかわる流星――泰洋
次々とすべり台から降りてくるふしぎ座流星群の星たち――かずみ

二つの彗星の出会いと別れ
2021年夏、蝦名泰洋は、北の星座へと旅立った
南の野樹かずみに〈光の箱〉を託して
――――――――加藤治郎

昨日の自分に向かって希望が持てる文学なんて世界広しと言えど日本の連句ぐらいでしょう。
最初の両吟から、三〇年です。私たちの両吟が、途中の一八年の中断を経ながらも、ここまでつづいてきたのは、蝦名さんのこの心がけのおかげでしょう。
私たちの両吟集が、この世界に、そのような足音があるということの、ひとつの証明であればよいと思います。だれにとっても、友の足音がありますように。どんなときも、友の足音があること、足音になることを、けっしてあきらめないでいてくれますように。   (あとがきより)

カート

カートに商品は入っていません。