ペイント
イ・ヒヨン
著
小山内園子
翻訳
発行年月 |
2021年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
235p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/中国文学 |
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ISBN |
9784781620237 |
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商品コード |
1033656406 |
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NDC分類 |
929.13 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2022/02/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033656406 |
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著者紹介
イ・ヒヨン(著者):イ・ヒヨン(李喜榮)
短編小説「人が暮らしています(사람이 살고 있습니다)」で2013年に第1回キム・スンオク文学賞新人賞大賞を受賞してデビュー。
2018年『ペイント』で第12回チャンビ青少年文学賞を受賞。25万部を越える大ベストセラーとなる。さらに同年『きみは誰だ(너는 누구니)』で第1回ブリットGロマンススリラー公募展大賞も受賞した。他に長編小説『普通のノウル(보통의 노을)』、『サマーサマーバケーション(썸머썸머 베케이션)』などがある。
小山内園子(おさない・そのこ)
東北大学教育学部卒業。社会福祉士。
訳書に、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある』(白水社)、カン・ファギル『別の人』、共訳書に、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』、『失われた賃金を求めて』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(筑摩書房)など。
内容
「君たちは、親を選べる子どもなんだよ」
「アーモンド」に続く「チャンビ青少年文学賞」受賞作。
韓国で25万部。ブレイディみかこ氏推薦。
「子どもに親を選ぶことができたら。人類の究極の「IF」に挑んだティーン小説。
大人こそ読んでこころの準備をしておいたほうがいい」
事情により子どもを育てられなくなった親が、子どもを預ける「NCセンター」が設立された近未来。そこでは子どもが親を選ぶ面接「ペイント(ペアレントインタビュー)」が行われている。そんなNCセンターに在籍する17歳の少年ジェヌが、この物語の主人公。
20歳のセンター退所期限までに親をみつけなれば、センター出身という経歴がIDカードに刻まれる。過去にNCセンター出身者による犯罪が行われたことで、社会にはNCセンター出身者への偏見が存在し、その経歴が刻まれないよう、子どもたちは必死にペイントを続けている。
しかし、ペイントにやってくる親候補の多くは、養子縁組することで受け取れる福利厚生が目的。親候補たちのとりつくろった笑顔と、透けて見える本音を、ジェヌは瞬時に見抜いてしまう。
NCセンターの退所期限を3年後に控えたジェヌは、ペイントをしながら、親や家族という存在について思索し、自分の進む道をつかもうとする。