キャンドルフォード~ラークライズ 続~
フローラ・トンプソン
著
石田 英子
翻訳
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
482p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784860851392 |
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商品コード |
1033656616 |
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NDC分類 |
933.7 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2021/12/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033656616 |
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著者紹介
フローラ・トンプソン(著者):1876年イギリスのオクスフォード州ブラックレー近郊のジャニパーヒル(本書中のラークライズ)生まれ。郵便局に勤め、24歳のとき、郵便局員のジョン・トンプソンと結婚。仕事のかたわら詩や散文を書いていたが、長い試行錯誤を経て自分にふさわしい作品の形を探求することになった。やがて彼女は子供時代の回想を書き始め、1939年に『ラークライズ』を刊行。続いて2作目『キャンドルフォード』3作目『キャンドルフォードグリーン』が刊行された。この3作はのちに『ラークライズ』として1冊の本にまとめられている。1947年没。
石田 英子(翻訳):1949年生まれ。お茶の水大学史学科卒業。未紹介の古い良書を発掘し翻訳することに情熱を傾ける。訳書にドディー・スミス『カサンドラの城』フローラ・トンプソン『ラークライズ』(共に朔北社)がある。趣味はクレージーキルト。
内容
子ども時代に著者が見た1800年代のイギリスの田舎の村の貧しいけれど豊かな農村での暮らしぶりや、当時の生活を歴史的視点からもうかがうことのできる前作『ラークライズ』。本書では成長した主人公、ローラの日々の生活を描いた続編だ。成長と共に生活圏が広がり、キャンドルフォードへと行動範囲を広げていく。いつしかラークライズや家族を離れ、郵便局の仕事のためにキャンドルフォードグリーンへ。仕事で出会う人々との関わりを通し、様々なことを経験し、感じ、成長してゆく。大きな変化のない日々の暮らしの中で、人に流されず冷静に自らの幸せについて考える様子が描かれる。イギリスで高校生の必読書として知られるが、多くの人々によって長く読み継がれている作品。