著者紹介
マット・デ・ラ・ペーニャ(著者):マット・デ・ラ・ペーニャ
ニューヨーク在住の作家。創作執筆コースで後進の指導に当たっている。 『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞。ほかに『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『Love すべては あなたの なかに』(評論社)、『だいすきなぼくのかぞく リメンバー・ミー』(小学館)などがある。
石津ちひろ(翻訳):石津ちひろ
東京都在住の翻訳家、絵本作家、詩人。早稲田大学文学部仏文科卒業。『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞、『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。絵本の作品に『パ・パ・パ・パ パジャマ』(のら書店)など多数。主な訳書に『はるなつあきふゆの詩』(偕成社)、『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『しぜんのおくりもの』(岩波書店)などがある。
クリスチャン・ロビンソン(イラスト):クリスチャン・ロビンソン
サンフランシスコ在住の画家。『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞。ほかに『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『アントワネット わたしのたいせつなさがしもの』(講談社)、『がっこうだって どきどきしてる』(WAVE出版)などがある。
内容
毎月最初の日曜日、マイロはお姉ちゃんと地下鉄に乗って出かけます。いつも期待と不安で緊張してしまうので、気を紛らわすために、まわりの人の見た目からその人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。でも、その想像は正しいのかな?
既刊『おばあちゃんとバスにのって』がアメリカではコールデコット賞オナー賞とニューベリー賞を獲得、日本では産経児童出版文化賞翻訳作品賞に輝いた作家、画家ペアによる第3弾です。原書「Milo Imagines the World」は発売後すぐにニューヨクタイムズベストセラーリストに登場。外見で人を判断することはできないことをテーマにした絵本であり、後半の思いがけない展開に、大人も子どももきっと心を動かされるでしょう。