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書評掲載

父のビスコ

平松 洋子  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2021年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 331p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784093888417
商品コード 1033672931
NDC分類 914.6
書評掲載誌 読売新聞 2021/11/28、毎日新聞 2021/12/25、東京・中日新聞 2022/02/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033672931

内容

三世代の記憶を紡ぐ初の自伝的エッセイ集

『本の窓』人気連載を元に、昭和、平成、令和 にまたがる三世代の記憶を紡いだ、著者初めての自伝的エッセイ集。

-目次より-
「父のどんぐり 」「母の金平糖 」「風呂とみかん」「ばらばらのすし」「やっぱり牡蠣めし」「悲しくてやりきれない」「饅頭の夢」
「おじいさんのコッペパン」「眠狂四郎とコロッケ」「インスタント時代」「ショーケン一九七一」「『旅館くらしき』のこと」「流れない川」 「民芸ととんかつ」「祖父の水筒」「場所」「父のビスコ」ほか。

「金平糖が海を渡り、四人きょうだいが赤い金平糖の取り合いっこをする日が来ていなければ、いまの自分は存在していない。もし、祖父が帰還できなかったら。もし、岡山大空襲の朝、祖母ときょうだいたちがはぐれたままだったら。もし、父の目前に落ちた射撃弾の位置がずれていたら。『もし』の連打が、私という一個の人間の存在を激しく揺さぶってくる」(「母の金平糖」より)。

『旅館くらしき』創業者による名随筆を同時収録。

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