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秘密の戦争~共産主義と東欧の20世紀~

ティモシー・スナイダー  著

松井 貴子  編
梶 さやか  他
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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2021年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 410p,115p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784766427707
商品コード 1033688681
NDC分類 289.3
基本件名 ポーランド-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033688681

著者紹介

ティモシー・スナイダー(著者):1969年オハイオ州生まれ。イェール大学歴史学部教授。オクスフォード大学でPh.D.を取得。専攻は中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナリズム研究。邦訳されている著書として『赤い大公――ハプスブルク家と東欧の20世紀』『ブラックアース――ホロコーストの歴史と教訓』『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』『自由なき世界――フェイクデモクラシーと新たなファシズム』『アメリカの病――パンデミックが暴く自由と連帯の危機』(いずれも慶應義塾大学出版会、2014年、2016年、2017年、2020年、2021年)、『ブラッドランド』(2015年)、インタビュアーを務めたトニー・ジャットの遺著『20世紀を考える』(2015年)がある。2017年1月に初来日し、慶應義塾大学、東京大学などで講演を行った。ソ連崩壊を学部生として経験し、英独仏語だけでなく、スラブ諸語の一次資料をも自在に活用する学風は、ホロコースト論でも新境地を開いたと高く評価されている。ハンナ・アーレント賞をはじめ多彩な受賞歴を誇る。また、ウクライナ情勢の信頼できる解析者であるだけでなく、世界に蔓延するフェイクデモクラシーへの批判…
松井 貴子(編者):翻訳家。訳書に、ドメニコ・ロレンツァ他『ダ・ヴィンチ 天才の仕事』(二見書房、2007年)、ベンジャミン・リフキン他『人体解剖図』(二見書房、2007年)、マイケル・カーロヴィッツ『月の歩きかた』(二見書房、2008年)、エレン・フォンタナ『オードリー物語』(二見書房、2011年)、ウィリアム・ジャマーノ『ジャマーノ編集長 学術論文出版のすすめ』など。
梶 さやか(他):岩手大学人文社会科学部人間文化課程准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。
主な著書に、『ポーランド国歌と近代史――ドンブロフスキのマズレク』(群像社、2016年)、『せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題――ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤』(ミネルヴァ書房、2017年、共著)、『ロシア帝国の民族知識人――大学・学知・ネットワーク』(昭和堂、2014年、共著)などがある。

内容

▼ソ連なき東欧を夢見て
第一次世界大戦によってヨーロッパの旧秩序が崩壊し、
スターリンとヒトラーが台頭する戦間期の東欧。
二強国の思惑に蹂躙されたポーランドで共産主義と民族主義に抗い、
秘かな戦いをくり広げた一人の男の数奇な生涯を通して
20世紀東欧史の最深部を描き出すティモシー・スナイダーの出世作。

ある時はモダニズムの画家、ある時はポーランド政府の高官、そして
スパイにして反ボリシェヴィキの闘士でもあったヘンリク・ユゼフスキ――。
第一次世界大戦によってヨーロッパの旧秩序が崩壊し、
スターリンとヒトラーが台頭する戦間期の東欧は、動乱の時代を迎えた。

ポーランドの東方政策の野望、ウクライナの国家建設の欲望、
そしてスターリンのソ連、それぞれの思惑が交錯する境界地帯で、
共産主義と民族主義に抗いつづけたヘンリク・ユゼフスキの数奇な生涯を通して
20世紀東欧史の最深部を描き出すティモシー・スナイダーの出世作。

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