著者紹介
野呂 邦暢(著者):野呂邦暢(のろ・くにのぶ)1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)、『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、などがある。
岡崎 武志(編者):岡崎武志(おかざき・たけし)1957年大阪府生まれ。書評家、ライター。野呂邦暢作品では『夕暮の緑の光』 (みすず書房)の編集も担当した。
古本屋ツアー・イン・ジャパン(編者):古本屋ツアー・イン・ジャパン(ふるほんやつあー・いん・じゃぱん)本名・小山力也。1967年神奈川県生まれ。全国の古本屋を探訪調査する古本屋ツーリスト。ブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」管理人。