IBD治療薬の基本と実践~決定版!~
内容
目次
第1章 IBD治療薬の使い方─総論 IBDの病態と治療目標 IBD治療の基本方針と考え方 UCに対する治療の流れ CDに対する治療の流れ 第2章 治療薬の基礎知識,基本的な使い方 A.いわゆる既存薬 1.5-ASA製剤(経口薬,サラゾピリンⓇを含む) 2.プレドニゾロン(経口・静注) 3.血球成分除去療法(GMA) 4.チオプリン製剤(イムランⓇ,ロイケリンⓇ) 5.カルシニューリン阻害薬(タクロリムス,シクロスポリン) 6.経口ブデソニド(ゼンタコートⓇ) 7.5-ASA製剤(局所製剤) 8.副腎皮質ステロイド(局所製剤) 9.栄養療法 B.生物学的製剤/JAK阻害薬 1.抗TNFα抗体製剤(インフリキシマブ) 2.抗TNFα抗体製剤(アダリムマブ) 3.抗TNFα抗体製剤(ゴリムマブ) 4.抗IL-12/23抗体製剤(ウステキヌマブ) 5.抗インテグリン抗体製剤(ベドリズマブ) 6.JAK阻害薬(トファシチニブ) C.その他(今後承認が見込まれる薬剤や適応外薬) 1.トファシチニブ以外のJAK阻害薬 2.抗IL-23p19抗体製剤 3.S1P受容体作動薬 4.α4インテグリン阻害薬(AJM300) 5.青 黛(セイタイ,漢方薬) D.ジェネリック医薬品とバイオシミラーについて 第3章 病態から考える薬物治療の実際 A.薬物治療前の病態評価,チェック事項 1.薬物治療開始前 2.生物学的製剤/JAK阻害薬開始前 3.疾患活動性モニタリングおよび薬剤の有効性評価 B.潰瘍性大腸炎 1.初発時 Scene 1:軽めの中等症 Scene 2:重めの中等症 Scene 3:すごく軽い場合 2.再燃,悪化時 Scene 4:ステロイドが効いたが漸減で再燃する場合 Scene 5:ステロイドが効かない場合 Scene 6:5-ASA不耐が疑われる場合 3.慢性持続時 Scene 7:少量ステロイドだらだら系 Scene 8:5-ASA full doseでちょっと足りないとき 4.生物学的製剤の使用開始,スイッチを考えるとき Scene 9:チオプリン製剤の不応/不耐例 Scene 10:治療を急がない,若い人 Scene 11:治療を急ぐ,若い人 Scene 12:治療を急がない,高齢者 Scene 13:治療を急ぐ,高齢者 5.重症,入院時 Scene 14:治療開始前で重症なので入院 Scene 15:外来ステロイドで良くならず入院 Scene 16:生物学的製剤一次・二次無効/不耐で入院 6.スペシャルシチュエーション Scene 17:妊娠中の発症/再燃 Scene 18:自宅への退院ができない高齢者 C.クローン病 1.初発時 Scene 19:大腸型,合併症なし Scene 20:小腸病変あり,合併症なし Scene 21:痔瘻がメインの症状 Scene 22:狭窄または瘻孔あり 2.生物学的製剤スイッチ時 Scene 23:インフリキシマブの一次・二次無効/不耐例 Scene 24:アダリムマブの一次・二次無効/不耐例 Scene 25:ウステキヌマブ,ベドリズマブの一次・二次無効/不耐例 Scene 26:生物学的製剤使用中に狭窄症状(または感染症)出現 3.手術後の治療 Scene 27:生物学的製剤使用前に手術になり,活動性病変が取りきれた場合 Scene 28:生物学的製剤使用前に手術になり,活動性病変が残存する場合 Scene 29:生物学的製剤使用中に手術になり,活動性病変が取りきれた場合 Scene 30:生物学的製剤使用中に手術になり,活動性病変が残存する場合 略語一覧 索 引
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