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地政学入門(角川新書 K-374)

佐藤 優  著

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価格 \1,056(税込)         

発行年月 2021年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 310p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784040823881
商品コード 1033714250
NDC分類 312.9
基本件名 政治地理
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033714250

著者紹介

佐藤 優(著者):作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対露外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し外務省を失職。05年発表の『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

内容

世界を動かす「見えざる力の法則」、その全貌。地政学テキストの決定版!
アメリカの対タリバン戦争敗北は、地政学を軽視した結果である。

地政学は帝国と結びつくものであり、帝国は国民国家を超える。
帝国の礎にはイデオロギーがあり、それは「物語の力」が核となっている。
地政学はナチスの公認イデオロギーとなっていたがゆえに封印されていた、危険な「物語」でもある。
危うい物語が浸透していくと、世界は知らぬ間に大きな危機を迎えることになる。
無批判に受容してはならない政治理論のエッセンスを、国際政治の具体例を基に解説していく珠玉の講義。
対立が激化する米中、イランを筆頭に勢力圏の再編が進む中東、混迷の中央アジア、ブロック化と理念維持の狭間で苦闘するEU、反日と反韓の疑似戦争が続く東アジア。
世界はいまだ、グローバルでなくインターナショナルのせめぎあいが中心となっている。
帝国化する時代を読み解くには、地政学が大きく、有用な鍵となる。

■宗主国なき帝国、植民地なき帝国
■何が島で何が岩か、暗礁か
■「イスラム国」は「原因」ではなく「結果」
■琉球占領の計画もあったアメリカ
■中国西側が「イスラム国」化する危険性
■信頼醸成サミットの目的
■国旗・国歌が制定されても民族は形成されない
■宗教は重要な地政学の要因
■十字軍が再び

※本書は2016年7月に晶文社より刊行された『現代の地政学』を改題のうえ、再編集を行い、加筆修正したものです。

【目次】
新書版まえがき
まえがき
第一講 地政学とは何か
第二講 ハートランドの意味
第三講 ヨーロッパと中東
第四講 海洋国家とは何か
第五講 二一世紀の地政学的展望
あとがき
参考文献一覧

目次

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