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書評掲載

真・慶安太平記

真保 裕一  著

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価格 \1,925(税込)         

発行年月 2021年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 325p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065249987
商品コード 1033728947
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2021/11/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033728947

著者紹介

真保 裕一(著者):真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。1991年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。1996年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、1997年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞。他に『覇王の番人』『天魔ゆく空』『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』、外交官シリーズ、「行こう!」シリーズ、小役人シリーズなど著書多数。

内容

各紙誌絶賛、即重版! 「本の雑誌」2021時代小説ベスト10選出!
「とにかく楽しめた。まさに手に汗握る、幕府を舞台とする大活劇である」本郷和人(東京大学史料編纂室教授)
「読むと驚く。本当に「真」だ。あっと驚く新解釈まで、一気読みである」北上次郎(評論家)
「破格の面白さ。よく知られた題材が真保によってまったく違った物語として生まれ変わった」杉江松恋(書評家)
「凄まじい謀略戦を活写。最後までスリリングな展開が楽しめる」末国善巳(書評家)
「本書は「作家活動30年」を記念するとともに、その新たなスタートを切る力作といえよう」縄田一男(書評家)

徳川の治世。戦世は遠くなり、政は将軍の意をくむ老中たちの掌中。度重なる改易によって主家を失い、幕府に恨みを抱く牢人があふれる江戸市中に一人の兵法者が現れる。名は由比正雪。その恐るべき企みとは。

夥しい血を流して平らげられた世を、命がけで守り抜こうとした男たち、女たち。
由比正雪の乱として知られる「慶安の変」の裏で、何があったのか。綿密な取材と大胆な仮説を元に歴史の脈動をあますところなく描ききった大河歴史小説。作家生活30年記念書き下ろし。

「慶安太平記」
慶安の変(由比正雪の乱)の実録本。のちに講談、歌舞伎の演目に脚色された。圧倒的な存在感を放つ乱の首魁・由比正雪が幕府へのクーデターを企て、天才的な人心掌握術を用いて人集めと金集めを着々と進め、計画を実行に移していく様を描く。異能の登場人物たちの躍動、壮絶なラストシーンが名高い。

〈目次〉
序章
第一章
 将軍と弟/大御所の病/保科家相続/暗闘の果て
幕間
第二章
 我が世の春/天地の違い/徳川の末
幕間の二
第三章
 将軍の死/疑わしき男/変の真実
終章
後記

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