丸善のおすすめ度
破蕾(講談社文庫 く79-1)
雲居 るい
著
発行年月 |
2021年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
187p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784065257883 |
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商品コード |
1033739488 |
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NDC分類 |
913.6 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/01/08 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033739488 |
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著者紹介
雲居 るい(著者):1977年岐阜県生まれ。小説のみならず、マンガ原作やアニメ脚本を手がけるなど、既存の枠にとらわれない幅広いジャンルで活躍中。「雲居るい」は一般公募で選ばれたペンネームで、「累」(不自由に縛られること)から「雲の上に居る」という自由を獲得することを意味しているのではないか――との説がささやかれているが、本当のところはわからない。本書は著者初となる時代官能小説である。(冲方 丁の別名義)
内容
まさか、官能小説で泣くなんて!!!
現世の業に囚われた女たちを待ち受ける、淫靡で切なすぎる運命――。
山科理絵氏の豪華挿絵入りでおくる、禁断の「時代×官能」絵巻!!
旗本の屋敷に差し入れを届けたお咲。不相応な歓待に戸惑う中、ある女に科せられた「市中引廻し」の身代わりになれと命じられる。驚く間もなく緊縛された彼女を待ち受けていたのは、想像もしなかった淫靡な運命だった――。
「咲乱れ引廻しの花道」
「さぁ、もっと……わたくしをお聞き下さって」
夫の殺害未遂で囚われた芳乃(よしの)。その身体からは得も言われぬ薫香が漂い――。
「香華灯明、地獄の道連れ」
「どうせなら、こちらに来ませんか」
道場の娘・景(けい)が目にしたのは、睦(むつ)み合う二人の兄弟子の姿だった。
「別式女、追腹始末」
業に囚われた女たちの切なく儚い性を描いた傑作官能連作集!