丸善のおすすめ度
一歩ずつ学ぶゲーム理論~数理で導く戦略的意思決定~
渡辺 隆裕
著
発行年月 |
2021年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
13p,293p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経済学/数理経済・計量経済・統計学 |
---|
|
|
ISBN |
9784785315931 |
---|
|
商品コード |
1033758619 |
---|
NDC分類 |
331.19 |
---|
|
|
本の性格 |
テキスト |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2021年12月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033758619 |
---|
著者紹介
渡辺 隆裕(著者):東京都立大学教授、博士(工学)。1964年 北海道に生まれる。東京工業大学工学部卒業、東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。東京工業大学助手、岩手県立大学助教授、東京都立大学助教授、首都大学東京教授などを経て現職。主な著書に『図解雑学ゲーム理論』(ナツメ社)、『ゼミナール ゲーム理論入門』『ビジュアル ゲーム理論』(以上 日本経済新聞出版社)などがある。
内容
これまで経済学を中心に発展してきたゲーム理論は、社会科学の分野はもちろんのこと、現在では、工学系の広い分野にも応用されている。特に近年は、人工知能やデータサイエンスなどの計算機科学や情報系の分野でも盛んに応用・研究されており、非常に重要視されるようになっている。
個人や企業の行動を分析し、社会をモデル化する一般的な枠組みを与えるゲーム理論は、統計学やプログラミング、最適化の数学と同様に、あらゆる分野に必要とされる理論であり、今後、ゲーム理論を学びたいという人たちは益々増えてくると思われる。
そこで本書は、初めてゲーム理論を学ぶ方でも数式で理解できるように、わかりやすい言葉で、なるべく省略することなく丁寧に解説することで、読者が一歩ずつ学んでいけることを目指して執筆したものである。そのために、数式による定義は最小限にした上で、その数式の意味を言葉で言い換えて、例や例題を使って解説した。
なお、各章の演習問題の中で難しいと思われる問題や、詳しい説明が必要と考えられる問題については、裳華房のWebページにその解説をPDFで掲載した。ダウンロードもできるので、各自の必要に応じて参照してほしい。
【本書の特徴】
◎ 集合の用語など、数学に慣れた者には当たり前であっても、初学者にとってはわかりにくい概念には、「数学表現のミニノート」として解説を加えた。
◎ 本書で何を学ぶのかについて最初の第0章に示すと共に、読者がどこまで学習したかがわかるように「ガイドマップ」を作り、各章のタイトルの下に、そのマップで現在の位置を示した。
◎ 各章の冒頭には「本章のキーワード」、章の終わりには「本章のまとめ」を入れると共に、本文の中で重要な部分は太字や色を変えて強調し、「check」マークのアイコンを付けた。
◎ 章末の演習問題も充実させて、解答をつけるのはもちろんのこと、難しいと思われる問題や、詳しい解説が必要と考えられる問題については、裳華房のWebページに解説も用意した。
◎ 著者のWebサイト(NABENAVI.net)には、「ゲーム理論」に関する解説記事や著者御自身による「ゲーム理論」の講義動画(YouTube)へのリンクがあり、これも併用することで、さらに本書の理解が深まるであろう。