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竹ノ御所鞠子 改版(中公文庫 す3-31)

杉本 苑子  著

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価格 \946(税込)         

発行年月 2021年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784122071391
商品コード 1033763167
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2021/11/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033763167

著者紹介

杉本 苑子(著者):杉本苑子

大正十四(一九二五)年、東京に生まれる。昭和二十四年、文化学院文科を卒業。昭和二十七年より吉川英治に師事する。昭和三十八年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。昭和五十三年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、昭和六十一年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成十四年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。そのほかの著書に『埋み火』『散華』『悲華水滸伝』などがある。平成二十九(二〇一七)年没。

内容

修善寺で討たれた鎌倉幕府二代将軍(鎌倉殿)の源頼家の子として生まれた姫・鞠子。人里離れた竹ノ御所で母とともに慎ましくも安らかに暮らし、人がみとれるほどに匂やかで、涼やかな声の持ち主へと、美しく成長していく。

異母兄弟は政争に巻き込まれ、儚い命を散らすなか、鞠子は女であるがゆえに難を逃れたと思われた。しかし、尼御台政子から書状が届き、北条氏らが繰り広げる非情な権力抗争の波に弄ばされる。

悲運の姫の数奇な運命を描く歴史長篇。

〈解説〉末國善己

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