【MeL】アマゾニアにおける市民権の生態学的動態
後藤 健志 著
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内容
目次
図表目次 略語一覧 凡例 序章 アマゾニアにおける市民権 第1節 問題の所在:占有の視点から捉える市民権 第2節 考察対象:植民、農地改革、土地なし運動 第3節 理論的視座:占有と譲渡可能性 第4節 本書の構成 第1章 アマゾニアの自然と社会 第1節 研究地域の概要 第2節 アマゾニア民族学の知見 第3節 生態環境と産業実践の翻訳的連鎖 第2章 アマゾニア植民の法制史的過程 第1節 軍政期におけるアマゾニア植民 1 「アマゾニア」の策定 2 公的植民 3 私的植民 第2節 民政期における農地改革 1 国家農地改革計画 2 2つの農業担当省 3 受益集団の編成 第3節 所有地作製をめぐる制度と権利 1 自発的植民 2 公有地をめぐる法制 3 ポセイロとグリレイロ 4 正則化をめぐる立法 第3章 キャンプにおける所有地作製 第1節 キャンプの形成 1 占拠の始まり 2 土地なし運動の展開 3 キャンプ周辺の概況 第2節 キャンプの発展 1 居住様式の変化 2 キャンプと入植地の間を往来する人々 3 インフラの到来 第3節 キャンプの消滅 1 都市への変貌 2 到着した者が主人 3 入植者たちの運動 4 土地取引をめぐる慣習 第4章 非公式な入植地における所有地作製 第1節 カポエイラの内部へ 1 INCRA庁舎前の占拠 2 大豆畑の果て 第2節 ポセイロの土地経営 1 非公式な入植地の形成と発展 2 利益当事者たちの翻訳的共同 3 公務員の土地転がし 第3節 空白地をめぐる衝突 1 土地なし運動の新たな展開 2 2つのキャンプ 3 土地なし運動の混迷化 第4節 所有地作製の技術 1 地理情報技術 2 遷移を前提とした生活過程 3 事業の構想 第5節 極相林とカポエイラ 第5章 入植地における土地利用 第1節 非公式な諸関係 1 土地をめぐる「交渉」 2 ファゼンダの遺構 第2節 中間集団をめぐる関係性 1 入植者の住民組合 2 運動と法人 3 農地の私有化をめぐって 第3節 入植者の流動性 1 流動性を生み出す要因 2 日系入植者 3 移住者間の土地利用の差異 第4節 大豆耕作者の参入 1 生産活動と土壌条件 2 ラランジャの実態 3 耕作者と中間集団の関係 4 観念と実体の捩れ 第6章 入植地の発展軌道 第1節 ノルタゥンの最奥部 1 本章の位置づけ 2 牧草地の回廊 3 先駆者たち 第2節 様々な企図の収斂 1 都市域の拡張 2 移動民による農地策定 3 生産体系の確立 (1)アグロフォレストリー (2)牧畜 第3節 より良い土地を求めて 終章 市民権の生態学的動態 第1節 占有・不在経営・投機 第2節 指示の反復 第3節 切断を通じた拡張 あとがき 参照文献 索引
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