ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

医療崩壊真犯人は誰だ(講談社現代新書 2642)

鈴木 亘  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \946(税込)         

発行年月 2021年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 187p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般
ISBN 9784065264171
商品コード 1033941245
NDC分類 498.021
基本件名 医療-日本
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年12月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/11/27、毎日新聞 2021/12/11、日本経済新聞 2022/09/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033941245

著者紹介

鈴木 亘(著者):一九七〇年、兵庫県に生まれる。専門は医療経済学、社会保障論、福祉経済学。医療経済学会理事・事務局長。上智大学経済学部卒業後、日本銀行入行。大阪大学大学院にて経済学博士号取得。日本経済研究センターなどを経て、現在、学習院大学経済学部教授。政府の行政改革推進会議委員を務めているほか、これまでも国家戦略特区ワーキンググループ委員、規制改革会議専門委員などを務めた。
著書に『健康政策の経済分析:レセプトデータによる評価と提言』(共著、東京大学出版会、日経経済図書文化賞)、『生活保護の経済分析』(共著、東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)、『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』(東洋経済新報社)、『財政危機と社会保障』『社会保障亡国論』(共に講談社現代新書)などがある。

内容

「世界に冠たる日本の医療」などと、医療提供体制の充実ぶりを誇っていた我が国が、なぜ、世界的には「さざ波」程度の感染者数増加で、このように簡単に医療崩壊を起こしたのか、その謎に迫る。
7人の容疑者(原因の仮説)を挙げて、一つ一つ謎解き仕立てで話を進める。現在、国民の間では、なぜ、こんなに簡単に医療崩壊が起きたのか、一部の医療機関が頑張る中で、まったく何もしていない医療機関があるのはなぜなのか、医師会や専門家会議はなぜ、緊急事態宣言で経済をストップすることばかり提言するのかなど、医療提供体制への不信感が渦巻いている。まずはそれらへの疑問に答えるのが本書の目的である。
また、今後もしばらくウィズコロナの時代が続くので、パンデミック時の医療崩壊を防ぐためにどんな手立てがあるのか、アフターコロナ時代の平常時の医療をどのように改革すべきかという点も議論、政策提言を行う。

カート

カートに商品は入っていません。