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万国お菓子物語~世界をめぐる101話~(講談社学術文庫 2696)
吉田 菊次郎
著
発行年月 |
2021年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
281p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784065265710 |
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商品コード |
1033948557 |
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NDC分類 |
383.8 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年01月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2022/02/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033948557 |
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著者紹介
吉田 菊次郎(著者):1944年東京生まれ。明治大学商学部卒業後,フランス,スイスで製菓修業。第一回菓子世界大会銅賞他,数々の国際賞受賞。帰国後「ブールミッシュ」を開業。
現在同社会長の他,製菓フード業界の要職を兼ねる。フランス共和国より農事功労章シュヴァリエ叙勲。2005 年,天皇皇后両陛下より秋の園遊会のお招きにあずかる。現在,大手前大学客員教授。主な著書に『あめ細工』『チョコレート菓子』他多数。俳号・南舟子。
内容
たかがお菓子というなかれ。甘さのかげに歴史あり。愛とロマン、政治に宗教、文化の結晶としての世界のスイーツ101の誕生秘話!
すっかり日本でもおなじみとなったマカロン。原形は数あるお菓子の中でも大変古典的な部類に数えられます。
宗教の時代ともいわれる中世ヨーロッパ、その流れを引いた近世で政略結婚を含めた各国の交流が進んだ背景のもと、マカロンの旅も始まりました。まずイタリアのフィレンツェの名家メディチ家のカトリーヌ姫が嫁ぐ時に帯同した製菓職人の手によってフランスにもたらされました。それを機にフランス各地で作られるようになり、それぞれの地で銘菓として評価されていきます。17世紀~18世紀には各地の修道院でつくられるマカロンが有名となり、それを求めて時の皇太子ご夫妻が修道院を訪れたこともありました。――政略結婚によって他国へ伝わったマカロン、参拝記念として配られたレープクーヘン、名称をめぐって裁判にまで発展したザッハートルテ、また大航海時代、ポルトガルからはるばる日本までやってきたカステーラ……。南蛮菓子からヨーロッパ・アメリカへ渡り、またアジアへ戻るお菓子にまつわる物語。ヨーロッパとアジアをつなぐトルコのロクムやちょっと切ない誕生経緯のハワイアン・バター餅など新たに9話を追加しました。製菓業界の第一人者がお届けする世界をめぐるお菓子101話。
(原本・吉田菊次郎『万国お菓子物語』、晶文社、1998年。文庫化にあたって新たに9話追加しました。)
本書で取り上げるお菓子
南蛮菓子
カステーラ
ボーロ
コンペイトウ
ビスカウト
世界のお菓子
マカロン
チョコレート
シュトレン
ザッハートルテ
ポルボロン
プディング
スペキュラース
悪魔のお菓子と天使のお菓子
月餅
日本のお菓子
ショートケーキ
饅頭
お汁粉
どら焼き
外郎
ちんすうこう
ほか