わたしがテピンギー~ハイチのおはなし~(女の子の昔話えほん)
中脇初枝
著
あずみ虫
イラスト
発行年月 |
2022年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
31p |
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大きさ |
29cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/フランス文学 |
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ISBN |
9784039604200 |
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商品コード |
1033949931 |
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NDC分類 |
953 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/02/26 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033949931 |
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著者紹介
中脇初枝(著者):再話 中脇初枝(なかわき はつえ)
徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作と、昔話の再話・語りをする。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』『神の島のこどもたち』などがある。
あずみ虫(イラスト):絵 あずみ虫(あずみむし)
イラストレーター。神奈川県に生まれる。安西水丸氏に師事。金属板を切って絵具で着彩する技法で、絵本、書籍、広告などで活躍。講談社出版文化賞さしえ賞、絵本『わたしのこねこ』(文 澤口たまみ)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。絵本に『ぴたっ!』『おまつり』、『つるかめつるかめ』(文 中脇初枝)『おねぼうさんはだあれ?』(文 片山令子)など、装画に『無名仮名人名簿』( 著 向田邦子) 、『京まんだら』(著 瀬戸内寂聴)など多数。
内容
テピンギーは、おかあさんがなくなって、あたらしい母親とくらしている女の子。
ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、
友達の家をまわって、あることを頼みます。
ハイチにつたわる、すてきなひらめきと友達の助けで困難をのりこえた女の子の昔話が絵本になりました。
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むかし、あるところに、
テピンギーという おんなのこが いました。
テピンギーのおかあさんは なくなって、
あたらしい母親が やってきました。
それから、おとうさんも なくなったので、
テピンギーは あたらしい母親と ふたりぐらしになりました。
このははおやは いじわるで、
テピンギーには なにも わけてやりたくないと おもっていました。
(本文より)
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女の子の昔話えほんシリーズについて
あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。