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疫病の世界史<下> 消耗病・植民地・グローバリゼーション
フランク・M・スノーデン
著
桃井 緑美子,
塩原 通緒
翻訳
発行年月 |
2021年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
453p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/内科学/感染症 |
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ISBN |
9784750352688 |
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商品コード |
1034032819 |
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NDC分類 |
493.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年12月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/02/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034032819 |
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著者紹介
フランク・M・スノーデン(著者):イェール大学歴史・医学史名誉教授。1975年にオックスフォード大学で博士号を取得。専門はイタリア史、ヨーロッパ社会・政治史、医学史。著書にThe Fascist Revolution in Tuscany, 1919-1922 (1989)、Naples in the Time of Cholera, 1884-1911 (1995) など。とくに2006年の著作The Conquest of Malaria: Italy, 1900-1962 は高い評価を得て、イェール大学マクミラン国際地域研究センターからグスタフ・ラニス賞を、アメリカ歴史学会からヘレン&ハワード・R・マッラーロ賞を、アメリカ医学史学会からウェルチ・メダルを贈られた。
桃井 緑美子(翻訳):翻訳家。外資系企業勤務を経て、翻訳業に従事。訳書にヴァンダービルト『ハマりたがる脳』(早川書房)、フェリス『スターゲイザー』(みすず書房)、フェイガン『歴史を変えた気候大変動』(共訳、河出書房新社)、フランクリン『子犬に脳を盗まれた!』(青土社)、トウェンギ、キャンベル『自己愛過剰社会』(河出書房新社)ほか多数。
塩原 通緒(翻訳):翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にピンカー『暴力の人類史』(共訳、青土社)、リーバーマン『人体600万年史』(早川書房)、シャイデル『暴力と不平等の人類史』(共訳、東洋経済新報社)、クリスタキス『ブループリント』(共訳、ニューズピックス)ほか多数。
内容
疫病との闘いに終わりはない。それは社会の分断線に入り込み、政治的な優先順位を露わにし、偏見や差別を助長し続ける。下巻では結核やエイズなど現代の疫病における文化・社会との接点を探り、コロナ禍のロンバルディアから未来に向けた英知をつかみ出す。