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世界はコロナとどう闘ったのか?~パンデミック経済危機~
アダム・トゥーズ
著
江口 泰子
翻訳
発行年月 |
2022年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,422p,63p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/国際経済 |
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ISBN |
9784492396650 |
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商品コード |
1034089958 |
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NDC分類 |
333.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年02月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/04/02、日本経済新聞 2022/04/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034089958 |
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著者紹介
アダム・トゥーズ(著者):アダム・トゥーズ
1967年ロンドン生まれ。コロンビア大学歴史学部教授。ケンブリッジ大学キングス・カレッジで経済学の学士号を、ロンドン・スクール・オブ ・エコノミクスで博士号を取得。ケンブリッジ大学で教鞭をとったのち、イェール大学のバートン・M・ビッグス教授。2015年から現職。著書に『ナチス 破壊の経済』『暴落』など。
江口 泰子(翻訳):江口 泰子(エグチ タイコ)
翻訳家。法政大学法学部卒業。編集事務所、広告企画会社勤務を経て現職。訳書に『結局、自分のことしか考えない人たち』(草思社)、『クソったれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』(講談社)、『ブレグジット秘録』(光文社)、『140字の戦争』(早川書房)、『GENIUS LIFE(ジーニアス・ライフ)』(東洋経済新報社)、ほか多数。
内容
2020年、コロナ・ウイルスは世界経済、国際関係、そして地球上のほぼすべての人の日常生活を破壊し、何億人もの人々が職を失い、死の恐怖におびえた。
かつて世界経済全体が数週間のうちに20%も縮小したことはなく、世界経済の95%が同時に苦境に立たされたことはなかった。
ウイルスは私たちの健康だけでなく、経済をも猛烈な勢いで攻撃し、今や世界中のいかなる国も、ビジネスや金融のグローバルな網目から逃れることはできないのだ。
政治家や中央銀行、製薬会社など、さまざまな個人や組織の思惑や利害関係と、中国や欧州、イギリス、アメリカといった世界各国がとった政策とその帰結を克明に追いつつ、中国の台頭やトランプの暴走、ワクチンの開発競争や中央銀行の施策、政府による巨額の財政出動、世界銀行などの国際機関の動きまで、コロナ危機に見舞われた世界を俯瞰する。
2008年の経済危機を描いた『暴落』で高い評価を得た歴史家が、金融、政治、ビジネス、そして人間模様の物語を巧みに織り交ぜながら、すべてが変わってしまった2020年を克明に描き、グローバル化した経済や金融の世界を読み解く、現代世界を理解するための必読書。