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書評掲載

言の葉は、残りて(集英社文庫 さ68-1)

佐藤 雫  著

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価格 \858(税込)         

発行年月 2022年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 408p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784087443424
商品コード 1034159988
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2022/02/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034159988

内容

第32回小説すばる新人賞受賞作。

選考委員・村山由佳氏 絶賛!
「遠い時代を生きる主人公たちの運命に、こんなにも胸かきむしられるとは。
新人離れした豪腕」


海沿いの地にある鎌倉幕府。
美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。

そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。
突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに包まれ、次第に心をゆるしていく。

一方の実朝も、信子が教えてくれた和歌の魅力に触れ、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになる。

しかし、殺戮さえいとわない醜い権力争いが、ふたりを否応なく悲しみの渦に巻き込んでいく――。

新世代の作家が描く、何度も心を揺さぶられる歴史恋愛小説。


【著者略歴】
佐藤 雫(さとう・しずく)
1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」で第32回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。

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