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頭手心~偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な仕事の未来~
デイヴィッド・グッドハート
著
発行年月 |
2022年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
463p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団 |
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ISBN |
9784408339771 |
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商品コード |
1034160119 |
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NDC分類 |
361.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年02月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/04/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034160119 |
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著者紹介
デイヴィッド・グッドハート(著者):1956年、英国生まれ。現代社会や世界情勢などに鋭く切り込むことで定評のある、イギリスの総合評論誌『プロスペクト』誌の共同創刊編集者でありジャーナリスト。2017年に上梓した『The Road to Somewhere(〈ここしかない派〉への道)』(未訳)はイギリス『タイムズ』紙の日曜版『サンデー・タイムズ』のベストセラー入りを果たし、『エコノミスト』紙からは「EU離脱後のイギリス社会の姿をおそらくもっとも正確に描いた」書物だと絶賛された。以前は中道左派のシンクタンク〈デモス〉のディレクターだったが、現在はシンクタンク〈ポリシー・エクスチェンジ〉人口統計部門の責任者を務めている。
内容
「手」(肉体労働や手仕事)と「心」(ケア労働)が、「頭」(認知能力を生かした仕事)にこの数十年間奪われてきた名声と恩恵を取り戻す方法はある。
フィナンシャル・タイムズ/テレグラフ
2020 Best book of the year 選出
◆ ◆ ◆
「社会システムが崩壊し、集団としての犠牲行為や団結を呼びかける術(すべ)もなく、パンデミックへの対処もままならない――なぜ私たちがこうなってしまったのかを示してくれる貴重なロードマップが本書である。かいつまんで言うなら……富の不平等が広がるとともに、尊厳や、価値、生きがい、帰属意識といった感情の隔たりも広がったと著者は考えている」
アリアナ・ハフィントン(ハフィントンポスト創設者)
「デイヴィッド・グッドハートほど、イギリス・アメリカ社会について、さらには両国のエリートが大半の市民の価値観、ニーズ、有用性をひどく誤解している理由について深く分析できる者はそうはいない。公明正大で、慈悲深く、より多くの人々に尊厳、繁栄、幸福を手にする可能性を与えてくれる社会――そうした社会の実現を願う人は、本書が気に入るはずだ」
ジョナサン・ハイト(バージニア大学心理学部教授)
「知恵と美徳を称え、読む人の気持ちを高揚させる一冊。まさに私たちが必要としているときに現れた、希望に満ちた本」
ポール・コリアー(オックスフォード大学アフリカ経済研究センター所長)