安居　智博（著者）：安居　智博：滋賀県生まれ。京都市在住。なんでもロボットにしちゃうアーティスト。フィギュア造型や広告制作などの活動をする一方、 自身のライフワークとして幼少期からつくり続けている紙製ロボット「カミロボ」は、 美術教科書掲載や海外での展覧会など国内外のアートシーンで評価を受ける。2006年『News Week』誌の、「世界が尊敬する日本人100」に選出。

テレビやSNSで話題沸騰。軍手、タワシ、ペットボトル、水引が「魔改造」でとんでもロボットに大変身。ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100」に選出された造形師の世界。

●100円ショップにある日用品や駄玩具、また、包装紙や千代紙などのプリント柄の紙など、なんでもロボット化してしまう安居さんの驚異の発想力のすべてがここに。たくさんの作品写真と制作プロセス写真で、58のヒーローが登場します。
●軍手、タワシ、門松、ペットボトル、水引、灯油ポンプ、シャボン玉の容器、鼻メガネ、初心者マーク、トランプ……
●驚く！ なごむ！笑う！ ため息が出る！　くらしに潤いが訪れる発想の素。
●「無敵のゆるさ　お求めやすい　庶民の味方！」
●TV「スッキリ」「世界まる見え！テレビ特捜部」（ともに日本テレビ系）、「グッド！モーニング」（テレビ朝日系）などで取り上げられ話題に！

＜目次＞
［はじめに］
日用品が持つ普遍的なデザインの素晴らしさを再発見しました

■安居智博 創作人形の進化

■これだけは人間の実物大、歩ける作品です
三角コーン24個で作った着ぐるみスーツ　パイロンマン

■人形工作の基本「ヤスイ締め」とは

■日用品人形
タレビン／門松／バラン／ゾウさんジョウロ／食器洗いスポンジ／軍手／初心者マーク／輪ゴム／トラロープ／灯油ポンプ／水引／フルーツキャップ／ゴム風船／ペットボトル／亀の子たわし／テニスボール／電気コード／人工芝／便所サンダル／ガムテープ／クリスマスツリー／ブルーシート／自転車タイヤ／バドミントンシャトル／松ぼっくり／水道ホース／綿棒／スチールウール

■駄玩具系人形
ぷかぷかアヒル／ぷかぷかアヒル・ミニサイズ／シャボン玉の容器／ラムネ菓子の容器／クリスマスデコレーションの星飾り／ぴょんぴょんカエル／鬼のお面／ハロウィン飾りのライト／鼻メガネ／ピコピコハンマー／にょろにょろヘビ／フエキどうぶつのりの容器

■プリント柄カミロボ
プリント柄カミロボの制作／歌舞伎の隈取／トランプ／北斎／高島屋／雛千代／ブルボン　ルマンド・ホワイトロリータ・ストロベリーラッシュ

■異素材カミロボ
日用品人形の先祖・異素材カミロボ／つまようじ／モルタル／アルミホイル

［おわりに］
民俗芸術の風流人に時空を超えて見ていただきたいのです