内容
●この疾患にはどのような薬が必要か、といった視点で構成しています。臨床現場を意識し、実際の看護に求められる薬の知識、 投薬場面における注意事項を重視しました。
●「生活習慣病」「がん」「感染症」など、国家試験に頻出する疾病をセレクトし、その疾病の特徴と、その疾病にどのように薬が作用 するのかをコンパクトにまとめました。
●各章のはじめの「Keyword」と「Key Sentence」には、ここで何を学ぶのかが一目で理解できるよう覚えておきたいキーワード と各章のポイントをまとめています。
●「2章 主な生活習慣病に使用する薬」では、高血圧や糖尿病などの生活習慣病と、それに付随する循環器障害、脳血管障害に分け て再構成。各疾患と薬物療法との関連性がよりわかりやすくなりました。
●代表的な治療薬は表形式にしました。薬理作用、薬物有害反応(ADR)、安全面で重要なこと、看護における注意点の4項目に分 け、ポイントだけを抽出。薬の情報は医薬品添付文書に準じて更新しています。臨床の場でも十分活用することができます。
●ポイントとなる薬理作用については、作用機序を図で解説。理解をさらに促進します。
●発展的、補足的な情報は、資料として巻末にまとめました。本文とリンクさせながら効果的に学習できるよう構成しています。