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生命の谺 川端康成と「特攻」
多胡吉郎
著
発行年月 |
2022年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
342p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784768459164 |
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商品コード |
1034278996 |
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NDC分類 |
910.268 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年03月4週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2022/04/10、日本経済新聞 2022/04/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034278996 |
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著者紹介
多胡吉郎(著者):作家。1956年生まれ。東京大学文学部国文学科卒。1980年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。2002年に独立し、英国を拠点に文筆の道に入る。2009年に帰国。著書『吾輩はロンドンである』(文藝春秋)、『スコットランドの漱石』(文春新書)、『リリー、モーツァルトを弾いて下さい』『わたしの歌を、あなたに~柳兼子・絶唱の朝鮮~』(ともに河出書房新社)、『長澤鼎 ブドウ王になったラスト・サムライ』『漱石とホームズのロンドン』(ともに現代書館)など。
内容
2022年、川端康成が没してから50年の月日が流れたことになる。誰もが知るノーベル賞作家の川端だが、1945年4月~5月、海軍報道班員として鹿児島県・鹿屋の特攻基地に滞在していたことを知る人は少ない。著者は川端作品から「後戻りのきかない崖っぷちのようなところで書いているという感じ」を受け、川端が抱えた哀しみの根に、「特攻」体験がどう関わるのか、現地に赴き詳細な調査を行った。川端が滞在した一ヵ月の間に、鹿屋から飛び立ち、散華した特攻隊員たちの具体的な人となりについても調べ上げ、彼らとの出会いと別れが戦後の川端文学にどのように影響したかを見極める。これまでの川端論から抜け落ちていた「特攻」体験を深掘りし、没後半世紀にして初めて明かされる真実を濃やかな筆致で綴る。